泉房穂 (立憲民主党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 法務委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 27 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 282 発言)

今回、審議重ねてきて私が思うに、やっぱり大きな、あれもこれも大事ですけど、とりわけ重要なのが、無罪につながる証拠がちゃんと出てくるのかどうか。今回のポイントは、出てくるかどうかがまさに検察官任せの問題なんです。衆議院で修正がなされたといっても、あくまでも勧告止まり、お願い止まり。それを提出か否かは検察官が判断するということは、一貫して変わっていません。

もう一つの大きな論点の抗告についても、十分な根拠というような形になっていますけど、今回のこの三つの事件ですら、十分な根拠がなかったとすら言っていない状況で、だったらこれまでと変わらないのじゃないかという疑問が出るのは当然だと思います。

この間、審議をしているとどうしても私も麻痺しがちですけど、改めて少し素朴に鑑みたときに、この袴田事件、日野町事件、福井事件に鑑みたときに、もっと早くカラー写真やネガや調査報告書を出すべきでしたぐらい言えばいいじゃないですか。これからは出すようにしますと言えば、聞く方だって、検察、ちゃんと反省も踏まえてこれからしっかりするんだろうなと思えます。でも、そうは全然言わないんです。

抗告についても、袴田事件、日野町事件、福井事件の三つについては十分な根拠が結果的にありませんでしたと、これからはそういうことがないようにしっかりと十分な根拠の有無を判断してからしますと言えばいいじゃないですか。それすら言わず、開き直った状況で、検察官を信用してくださいと言うだけで、立法府として、じゃ、お願いしますという気持ちには全然なれません。

もう素朴に言います。あの三つの事件で三人の人生、その家族も含めて、奪っているんですよ。誰が奪ったんですか。捜査機関が奪った面が大変強いわけじゃないですか。そこに反省はないんですか。何のための今回の改正なんですか。個別事件に答えられないじゃなくて、その個別事件の数々こそが今回のまさに立法趣旨ではないんですか。どのようにお考えですか。

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