内藤惣一郎出入国在留管理庁次長

2026年6月2日・第221回国会 参議院 法務委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 142 発言)

お答え申し上げます。

出入国在留管理庁では、名古屋入管における死亡事案の発生後、同様の事案を二度と起こさないという強い決意の下、調査報告書で示された十二の改善策を中心に、それを具体化して組織、業務の改革を着実に推進しているところでございます。

お尋ねの入管施設の医療提供体制につきましては、医療体制強化に係る有識者会議の提言も踏まえ、令和四年六月時点、先般のお尋ねの際は、医師六人、看護師十三人、薬剤師六人という定員状況だったところ、令和八年六月現在は、医師十二人、看護師十四人、薬剤師六人の定員を配置しております。もっとも、実人員につきまして、医師の方はやっぱり苦戦しているところございまして、六人という状況でございます。

この常勤医師について申し上げれば、その確保のために、常勤医師の採用を促進するための医師募集動画の作成、ユーチューブへの掲載、常勤医師募集のためのリーフレットを作成し医療機関を含む関係機関に配布、常勤医師を継続的かつ安定的に確保するため兼業要件を緩和し柔軟な兼業を可能とする、民間の医師求人サイトへの求人情報の掲載など様々な取組をさせていただいているところでございます。

このような取組により、本年四月には、ちょっと辞めた方の補充という形だったんですけれども、本年四月には、大阪出入国在留管理局において新たに常勤医師一名を採用するに至っているところでございます。また、准看護師資格を有している入国警備官を配置する取組も進めております。それから、医療機器の整備も着実に行っておりまして、先生に御心配をお掛けしました名古屋入管の方の点滴等につきましても、ちゃんと整備、現在ではしております。

引き続き入管収容施設の医療体制の強化に向けた取組を継続してまいりたいと思います。

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