ありがとうございます。
これ、裁判所だけの問題じゃないと思うんですね。例えば、これからどういうことが起きるかというと、上司やほかの職員から、ちょっとそんなに紙印刷し過ぎじゃないですかというふうに周りから言われることがあり得ると思うんですよね。
これ、デジタルハラスメントというか、デジタルファシズムというか、とにかく、デジタルで読みたいという人と、あと紙で読みたいという人がいますし、また、物によってもこれはデジタルでいいよとかこれは紙でいいよという判断が人それぞれ違うと思うんですね。それなのに、紙で読みたいときは紙で読んでもいいよというふうな、紙で読むことの権利をちゃんと保障すべきだと私は思うんです。
記録を穴の空くほど見詰めて読む、で、考える裁判官は大勢います。やっぱり裁判は人の人生や一生が懸かっていますし、会社の命運も懸かっています。特に今回、刑事の問題でも誤判とか言われていましたが、こういうことが、結局人間の判断って常に間違えるわけですね。
だから、裁判は本当に人によって判断が変わってしまうので、やっぱりデジタル化によって裁判の精度が落ちてしまったらそれは本末転倒であり、裁判の目的というのは別に紙の節約ではないんで、デジタル化の目的は紙の節約ではないので、そういう点でしっかり紙で読める体制を保障すべきだと思います。
そこで、裁判所にお尋ねしますが、この裁判記録について、紙媒体とデジタル媒体を使うことの長所、短所、それぞれどのように捉えているかをお尋ねします。
172安安達悠司(参政)
ありがとうございます。
これから民事裁判のデジタル化の話を取り上げるんですけど、今年の五月二十一日から、民事裁判のデジタル化で、弁護士は訴状や準備書面や証拠などのオンライン提出が義務付けられます。紙で出せなくなるんですね、弁護士はね。記録もデジタル化されて、民事裁判制度の大きな変革となりますが、そうすると、五月から始まる新制度の下では、裁判官や書記官も記録をデジタル媒体で読むということになるんでしょうかというのが私の御質問です。
また、その制度の下でも裁判官や書記官は印刷して紙媒体で読むこともできるんでしょうか。例えば、裁判所の記録って膨大ですから、…
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173福福田千恵子最高裁判所事務総局民事局長
私の方から、裁判官や裁判所書記官が裁判記録をデジタル媒体で読むことが想定されているのか、それとも印刷して紙媒体で読むことも可能なのかという点についてお答えをしたいと思います。
民事訴訟手続の全面デジタル化により裁判記録が電子化されることを受けて、民事訴訟手続を担当する裁判官及び裁判所書記官は基本的にはデジタル媒体で裁判記録を閲読することが想定されております。そのために、パソコン端末に加えて、裁判記録のデータを表示するためのディスプレー等の必要な機器が整備されているところでございます。
もっとも、裁判官や裁判所書記官は、個別の事案や書面の内容等を踏まえ…
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174染染谷武宣最高裁判所事務総局経理局長
お答え申し上げます。
裁判記録、デジタルの記録を印刷して紙で読むための予算についての御質問でございます。
裁判記録が電子化された後の裁判官や裁判所書記官の裁判記録の検討方法等につきましては先ほど民事局長がお答えしたとおりですが、裁判記録の電子化後も裁判官及び裁判所書記官の裁判記録の検討に支障が生じることがないよう、必要な部分を印刷することも含め、裁判事務に必要な予算は確保できているところでございます。
また、記録を印刷した場合の印刷代の試算という御質問でございましたが、裁判記録は事件によって分量も様々でございますので、その分量を見積もった上で印刷に…
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- (上の発言)
175安安達悠司(参政)
ありがとうございます。
これ、裁判所だけの問題じゃないと思うんですね。例えば、これからどういうことが起きるかというと、上司やほかの職員から、ちょっとそんなに紙印刷し過ぎじゃないですかというふうに周りから言われることがあり得ると思うんですよね。
これ、デジタルハラスメントというか、デジタルファシズムというか、とにかく、デジタルで読みたいという人と、あと紙で読みたいという人がいますし、また、物によってもこれはデジタルでいいよとかこれは紙でいいよという判断が人それぞれ違うと思うんですね。それなのに、紙で読みたいときは紙で読んでもいいよというふうな、紙で読むことの権利をちゃんと保障すべきだと私は思うんです。
記録を穴の空くほど見詰めて読む、で、考える裁判官は大勢います。やっぱり裁判は人の人生や一生が懸かっていますし、会社の命運も懸かっています。特に今回、刑事の問題でも誤判とか言われていましたが、こういうことが、結局人間の判断って常に間違えるわけですね。
だから、裁判は本当に人によって判断が変わってしまうので、やっぱりデジタル化によって裁判の精度が落ちてしまったらそれは本末転倒であり、裁判の目的というのは別に紙の節約ではないんで、デジタル化の目的は紙の節約ではないので、そういう点でしっかり紙で読める体制を保障すべきだと思います。
そこで、裁判所にお尋ねしますが、この裁判記録について、紙媒体とデジタル媒体を使うことの長所、短所、それぞれどのように捉えているかをお尋ねします。
176福福田千恵子最高裁判所事務総局民事局長
お答えいたします。
デジタル媒体と紙媒体のそれぞれの長所、短所は一般論としては様々あると考えておりますけれども、裁判記録に当てはめますと、例えば次のような点が指摘できると考えております。
すなわち、従前、紙媒体の裁判記録は物理的に一つしかなかったことから、複数の者が同時に同じ裁判記録を閲読することは困難でありましたが、裁判記録が電子化されることで、複数の裁判官、又は裁判官と裁判所書記官が同時に同じ記録を閲読しながらそれぞれの業務を行うことが可能になります。また、裁判記録が電子化されることにより、当事者の提出した主張書面や証拠のデータを利用して主張対比…
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177安安達悠司(参政)
ありがとうございます。
私は、紙のメリットは、やはり大量のものを読むときに通読しやすいというのと、あと五感を使って空間的にどこに何があるか把握しやすいということ、また、書き込んだり附箋を使ったり反復して見直したり、保存性にも優れますね。デジタルは、やっぱりずっと見ていると目が疲れるというデメリットもあるかと思います。
また、スウェーデンで、ここで学校の問題にも触れますけれども、スウェーデンでは、令和四年に教育庁が提案したデジタル教科書を含めたデジタル戦略の不採択を決定しました。そこの中で、政府が理由として、やはり関係構築能力や注意力、集中力、読み書き…
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178
三谷英弘(自民)法務副大臣
お答えいたします。
今お尋ねいただきましたこの民事裁判のデジタル化につきましては、民事訴訟手続等の一層の迅速化及び効率化等を図り、民事裁判手続をより利用しやすいものとすることを目的とするものであります。
具体的には、これまで裁判所に紙媒体で届けてまいりました訴状ですとか大量の証拠等、これを裁判所に伺わずともオンラインで提出できるようになるだけではなく、当事者の端末から裁判所のサーバーにアクセスして裁判記録の閲覧、ダウンロードができるようになるなどにより裁判記録の管理等の負担が軽減されるなど、民事裁判手続の利用者等の利便性が高まり、負担が軽減されること…
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