ありがとうございます。
このケースでいいますと、三年先の数字を基に校舎を建てたわけですが、四年先、五年先を見ると確実に足りないことが分かっている。人口推計の話もありましたけれども、人口動態見ても、今の時点で六年先、七年先の出生数は分かっているわけ、児童数は分かっているわけなので、そういう意味でいいますと、より中長期の視点で時には柔軟に是非とも対応していただきたいということをお願いをさせていただきたいと思います。
続きまして、中学校三十五人学級導入に伴う授業体制について伺います。
小学校は学級担任制ですが、中学校は教科担任制です。したがって、同じ三十五人学級の導入でも、中学校では、授業数、学級数が増えれば、主要教科に限らず副教科を含めた全ての教科で授業こま数が増えることになります。とりわけ、副教科など学校に一人しかいない教科では、学校によっては学級数増に伴って持ち授業数の負担が偏るおそれが実際に指摘されています。実際、文部科学省の令和七年度教師不足に関する実態調査でも、中学校では教科担任不足が美術、技術、家庭などで実際に指摘をされています。
そこで、大臣にお伺いをいたします。
中学校三十五人学級の導入に当たり、例えば副教科等のように学校に一人しか配置されていないような教科では、学級増に伴って持ち授業数の負担が増えるおそれが指摘されています。文部科学省として、こうした影響を教科別、学校規模別に把握をしているのか、また今後検証するお考えがあるのかどうか、お伺いをいたします。
87蝦蝦名喜之文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部長
お答えを申し上げます。
文部科学省におきましては、令和七年九月の段階で各学校の設置者に委員御指摘の教室の確保状況について確認をしたところでございます。
令和八年度において中学校三十五人学級の実施に伴う教室確保への対応方法が未確定であると回答がございましたのは、全国でこの時点で二百二教室分ございました。この二百二教室分につきましては、本年一月に改めて学校の設置者に対しましてその後の検討の状況を確認をいたしましたところ、令和八年度において中学校三十五人学級の実施に伴う教室確保の対応が困難と見込まれる教室が三教室ある一方で、余裕教室の転用などによりほとんど…
この発言のページ
88
水野孝一(国民)
まずは、その九教室について着実にフォローをお願いをしたいと思います。
ただ、自治体は、実際には三年ではなく、その先も含めて学校整備を考えています。教室確保の方法の一つとして仮設校舎の整備がありますが、実務上は三年後の予定学級数を前提に必要面積を算定する方法が置かれています。ある自治体、これ名古屋の事例ですけれども、三年より先に教室不足が生じることを見込んでいながらも、三年後の予定学級数を前提に仮設校舎の整備を進めた結果、その後、実際に教室不足となったという事例がありました。
松本大臣、自治体はその先まで見て学校整備を考えているわけですから、施設整備に…
この発言のページ
89
松本洋平(自民)文部科学大臣
施設整備に関しましては、通学区域内に住宅が建設されるなどの事情で児童生徒数の急増が見込まれる場合、学校施設の新増築においても、御指摘のとおり、新増築を行う年度から起算をいたしまして最大三年後までの四月一日までを算定日として学級数に算定することとしているところであります。
施設整備に関しましては、中長期的な観点を持って取り組むことが必要だと考えております。ただ一方で、算定に当たり将来推計をどこまで用いるのかということに関しましては、どうしても不確実性を伴うところでもありますので、予算の適切な執行のためには慎重な対応が必要である、そのように考えているところ…
この発言のページ
- (上の発言)
90
水野孝一(国民)
ありがとうございます。
このケースでいいますと、三年先の数字を基に校舎を建てたわけですが、四年先、五年先を見ると確実に足りないことが分かっている。人口推計の話もありましたけれども、人口動態見ても、今の時点で六年先、七年先の出生数は分かっているわけ、児童数は分かっているわけなので、そういう意味でいいますと、より中長期の視点で時には柔軟に是非とも対応していただきたいということをお願いをさせていただきたいと思います。
続きまして、中学校三十五人学級導入に伴う授業体制について伺います。
小学校は学級担任制ですが、中学校は教科担任制です。したがって、同じ三十五人学級の導入でも、中学校では、授業数、学級数が増えれば、主要教科に限らず副教科を含めた全ての教科で授業こま数が増えることになります。とりわけ、副教科など学校に一人しかいない教科では、学校によっては学級数増に伴って持ち授業数の負担が偏るおそれが実際に指摘されています。実際、文部科学省の令和七年度教師不足に関する実態調査でも、中学校では教科担任不足が美術、技術、家庭などで実際に指摘をされています。
そこで、大臣にお伺いをいたします。
中学校三十五人学級の導入に当たり、例えば副教科等のように学校に一人しか配置されていないような教科では、学級増に伴って持ち授業数の負担が増えるおそれが指摘されています。文部科学省として、こうした影響を教科別、学校規模別に把握をしているのか、また今後検証するお考えがあるのかどうか、お伺いをいたします。
91
松本洋平(自民)文部科学大臣
中学校三十五人学級を実施をいたしますと、これによって、教師の増加に伴い、持ち授業時数は全体としては減少をしていくということが考えられます。
例えば、標準的な学校規模でありますと、十二学級の学校、三十五人学級の導入により十五学級になるものとして加配定数を除いて試算をした場合、十二学級の場合には教師一人当たりの週当たりの授業時数の平均は十九・三こまであるところ、十五学級の場合には、学級担任や教科指導担当教師が増えることとなるため平均は十八・九こまとなりまして、全体として〇・四こま減少することになっております。
一方で、今御指摘のとおり、持ち授業時数の少な…
この発言のページ
92
水野孝一(国民)
ありがとうございます。
この平均や総数で見ているだけだと、やはり大切な視点を見失うようにも思います。総論だけでなく各論でも是非とも見ていただきたいというふうに思いますし、学校ごとの実態を丁寧に見ていただきながらしっかり検証を進めていただくことをお願いをさせていただきます。
そして、この平均や総数では見えないということは、運用面だけの問題ではありません。教員定数の考え方そのものにも関わる論点ではないかというふうに思います。
次に、教員定数の考え方についてお伺いをいたします。
現在の制度では、基礎定数は学級数等に応じて算定され、これに加えて、不登校、…
この発言のページ
93
松本洋平(自民)文部科学大臣
公立小中学校の教職員定数には、主に学級数に応じて算定される基礎定数だけではなくて、教育課題に対応し、現場の要望を踏まえて措置を行う加配定数があるところであります。今、その増える分と減る分というところはお話をいただきました。
文部科学省としては、教師不足や学校の働き方改革の状況を踏まえつつ、様々な教育課題に対応していくために引き続き必要な教職員定数の確保に努めてまいりたいと考えておりますが、ちょっとここから先は私の個人的な考え方になりますけれども、これから子供たちの数というのは減っていくということがもう分かっているところであります。この子供たちの、生徒の…
この発言のページ