ゲノム編集食品が安全かどうかということは、これは試験がされていないので何とも答えられない。
しかし、遺伝子というのは、実はもう精妙なネットワークを組んでいる、その一つを壊すという技術はどういう影響を与えるかというのは、これは遺伝学の先生に言わせると、これは非常に大きなリスクだと、だからこのリスクのあるものはやるべきでないと。
もっとも、ゲノム編集というのは、遺伝子を直す、あるいは遺伝子の機能を知ることができるということで、病気の治療法にも役立つ可能性はあるわけですよね。だから、そういう研究をすることは僕は全く反対していません。だけど、それを使って、もう環境の中にいる生物の遺伝子を変えてしまうということに関しては、僕はリスクの方が大きい。実際に遺伝子組換えの場合も、これ結局うまくいかなかったんですよね。もう三十年近くやっていますけれども、遺伝子組換えで画期的な品種は結局は現れなかった、ゲノム編集も同じだろう、そんな話が出てきています。
それから、ゲノム編集、これ、実際そういったものを日本では、海外の特許じゃなくて日本で特許をつくるということで、例えば広島大学なんかでも日本独自のゲノム編集の技術、頑張ってつくっておられるんですけれども、今ゲノム編集の世界の特許取得状況はどうなっているか、ちょっと確認していただきたいんですよね。圧倒的に中国、その次がアメリカ。これで日本が幾ら頑張ったとしても、こちらの方に行ったとしても、僕は日本は優位には進められないと思います。
そして、今、西川さんが言っていただいたように、これは、日本には宝物があるんですよ、すばらしい遺伝資源があるんですよ、これを活用する方がコスパ絶対いいはずです。その意味でも、僕は、こういう金の掛かる遺伝子操作に日本政府も予算を使ってほしくないなと個人的には思っております。
69杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
ちょっと話変わるんですけれども、遺伝子組換えとか今ゲノム編集によって、画期的に新品種を時間短縮して今やっていこうというふうに世界がなっているんですけれども、技術としては多分すばらしいんだと思うんですけれども、果たしてこれ、長い目で見たときに、本当に長期的に見たときに、健康、人間の健康として大丈夫なのかという面と、あと、この海外のライセンス料が非常に高いと聞いています。これがネックでなかなか踏み込めないという話も聞いているんですけれども、実際にこのゲノム編集をして、これを利用したい、例えばそういう高いお金が、手が届く届かないはちょ…
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70栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
遺伝子組換え、ゲノム編集等につきまして、こういう先端的な取組というものには、研究的には非常に興味深いものであるとは思います。
ただし、やはり消費者、生産者のコンセンサスというのが大事だというふうに私考えておりますので、この辺りにつきましては、学術的な議論、それから国等での議論を踏まえて、県として取り組むかというのは、まだ議論をしていないような状況でございます。
それから、利益、ライセンス料の上乗せが消費者の皆さんに負担が掛かるのではということにつきましては、やはり私たち公的研究機関におきましては、本当にそれをもって利潤を得る…
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71西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
遺伝子組換えとゲノム編集をちょっとある程度別個に分けて考えなきゃいけないとは思うんですけれども、いずれにしましても、そのような技術開発そのものは積極的に続けていくべきものだというふうに考えていますけれども、ただ、実際にそれを農作物に応用するかどうかということに関しては、まだ十分な議論をしていく必要があるかと思います。
実際に、私が知っている限りですけれども、日本の企業の場合、特に遺伝子組換えに関しては、大手の企業は、やらなくていいと。それは、遺伝子組換えをしなくても十分な遺伝資源を持っているということと技術力を持っているということなんですけど、ただ、温…
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- (上の発言)
72印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
ゲノム編集食品が安全かどうかということは、これは試験がされていないので何とも答えられない。
しかし、遺伝子というのは、実はもう精妙なネットワークを組んでいる、その一つを壊すという技術はどういう影響を与えるかというのは、これは遺伝学の先生に言わせると、これは非常に大きなリスクだと、だからこのリスクのあるものはやるべきでないと。
もっとも、ゲノム編集というのは、遺伝子を直す、あるいは遺伝子の機能を知ることができるということで、病気の治療法にも役立つ可能性はあるわけですよね。だから、そういう研究をすることは僕は全く反対していません。だけど、それを使って、もう環境の中にいる生物の遺伝子を変えてしまうということに関しては、僕はリスクの方が大きい。実際に遺伝子組換えの場合も、これ結局うまくいかなかったんですよね。もう三十年近くやっていますけれども、遺伝子組換えで画期的な品種は結局は現れなかった、ゲノム編集も同じだろう、そんな話が出てきています。
それから、ゲノム編集、これ、実際そういったものを日本では、海外の特許じゃなくて日本で特許をつくるということで、例えば広島大学なんかでも日本独自のゲノム編集の技術、頑張ってつくっておられるんですけれども、今ゲノム編集の世界の特許取得状況はどうなっているか、ちょっと確認していただきたいんですよね。圧倒的に中国、その次がアメリカ。これで日本が幾ら頑張ったとしても、こちらの方に行ったとしても、僕は日本は優位には進められないと思います。
そして、今、西川さんが言っていただいたように、これは、日本には宝物があるんですよ、すばらしい遺伝資源があるんですよ、これを活用する方がコスパ絶対いいはずです。その意味でも、僕は、こういう金の掛かる遺伝子操作に日本政府も予算を使ってほしくないなと個人的には思っております。
73杉杉本純子(参政)
今日は貴重な意見をたくさん本当にありがとうございました。終わりたいと思います。
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74
岩渕友(共産)
日本共産党の岩渕友です。
今日は、参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
初めに、栗原参考人に二点お伺いをします。
一点目は、種子条例についてです。
先ほど答えが少しいろいろあったので改めてということになるかもしれないんですけど、種子法の廃止に伴って公的な種子の生産体制の維持や価格の高騰、品質の低下などを防ぐということで、各県が種子条例を制定しました。長野県でも、先ほどお話があったように、種子条例が制定をされて、ソバも主要農作物に指定されています。この種子条例が果たしてきた役割について伺いたいというのが一点目です。
…
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75栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
まず、一つ目の質問、種子条例の果たしてきた役割についてでございます。
長野県、まあ他県も同様ではないかと思いますけれども、奨励品種、認定品種という制度で、長野県として種子を確保して、現地で生産をしていただくと。安心して生産をしていただくための種子の確保ですとか、そういうものを条例として定めて、先ほども申し上げました原種センターで種苗の生産、それから供給体制というのを整えてきておるところでございます。これをもちまして、現地では、安心して一定の現地が求める品種というものを生産することができているのではないかなというふうに考えており…
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