遺伝子組換えとゲノム編集をちょっとある程度別個に分けて考えなきゃいけないとは思うんですけれども、いずれにしましても、そのような技術開発そのものは積極的に続けていくべきものだというふうに考えていますけれども、ただ、実際にそれを農作物に応用するかどうかということに関しては、まだ十分な議論をしていく必要があるかと思います。
実際に、私が知っている限りですけれども、日本の企業の場合、特に遺伝子組換えに関しては、大手の企業は、やらなくていいと。それは、遺伝子組換えをしなくても十分な遺伝資源を持っているということと技術力を持っているということなんですけど、ただ、温暖化とかの関係で緊急に新しい品種を作るというふうなときにゲノム編集等が応用できる可能性というのは否定できないので、そこは十分に検討していく必要があるかと思います。
ライセンスとかその他のことに関しても、費用をどういうふうに負担していくかということはやはり議論していかなきゃいけないんですけど、日本のやっぱり種苗企業のシステムとして、種苗会社の数は減っているんですけど、大手の種苗会社、育種をしている種苗会社と、それからその販売をする会社とか、そういう多層的なレイヤーになっているような種苗会社のシステムというのはやはり世界的にも非常に珍しいシステムなんで、そのような全体のシステムの中で新技術というものがどういうふうに利用されているか、新品種が利用されているかということを考えていく必要があるかと思っております。
68印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
特に今備蓄米を、その制度を拡大する必要が僕もあると思っています。これから自然災害が激甚化していくことはもう明確ですので、それを考える上でも、これ備蓄米が必要だ。
でも、備蓄米といったら普通消費者用になってしまいますけれども、この備蓄米の一部を玄米じゃなくて穂のまた形で保存すれば、いざというときにはそれを使って種にできるわけですよね。玄米だと発芽率下がっちゃいますけれども、そこまで精米しない形で保存しておけば、例えばそれを市町村ごとにもし確保していたら、これ確実に、自然災害があろうと怖くない状態がつくれると思うんですよね。
そういった意味で、僕は、備蓄…
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69杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
ちょっと話変わるんですけれども、遺伝子組換えとか今ゲノム編集によって、画期的に新品種を時間短縮して今やっていこうというふうに世界がなっているんですけれども、技術としては多分すばらしいんだと思うんですけれども、果たしてこれ、長い目で見たときに、本当に長期的に見たときに、健康、人間の健康として大丈夫なのかという面と、あと、この海外のライセンス料が非常に高いと聞いています。これがネックでなかなか踏み込めないという話も聞いているんですけれども、実際にこのゲノム編集をして、これを利用したい、例えばそういう高いお金が、手が届く届かないはちょ…
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70栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
遺伝子組換え、ゲノム編集等につきまして、こういう先端的な取組というものには、研究的には非常に興味深いものであるとは思います。
ただし、やはり消費者、生産者のコンセンサスというのが大事だというふうに私考えておりますので、この辺りにつきましては、学術的な議論、それから国等での議論を踏まえて、県として取り組むかというのは、まだ議論をしていないような状況でございます。
それから、利益、ライセンス料の上乗せが消費者の皆さんに負担が掛かるのではということにつきましては、やはり私たち公的研究機関におきましては、本当にそれをもって利潤を得る…
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- (上の発言)
71西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
遺伝子組換えとゲノム編集をちょっとある程度別個に分けて考えなきゃいけないとは思うんですけれども、いずれにしましても、そのような技術開発そのものは積極的に続けていくべきものだというふうに考えていますけれども、ただ、実際にそれを農作物に応用するかどうかということに関しては、まだ十分な議論をしていく必要があるかと思います。
実際に、私が知っている限りですけれども、日本の企業の場合、特に遺伝子組換えに関しては、大手の企業は、やらなくていいと。それは、遺伝子組換えをしなくても十分な遺伝資源を持っているということと技術力を持っているということなんですけど、ただ、温暖化とかの関係で緊急に新しい品種を作るというふうなときにゲノム編集等が応用できる可能性というのは否定できないので、そこは十分に検討していく必要があるかと思います。
ライセンスとかその他のことに関しても、費用をどういうふうに負担していくかということはやはり議論していかなきゃいけないんですけど、日本のやっぱり種苗企業のシステムとして、種苗会社の数は減っているんですけど、大手の種苗会社、育種をしている種苗会社と、それからその販売をする会社とか、そういう多層的なレイヤーになっているような種苗会社のシステムというのはやはり世界的にも非常に珍しいシステムなんで、そのような全体のシステムの中で新技術というものがどういうふうに利用されているか、新品種が利用されているかということを考えていく必要があるかと思っております。
72印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
ゲノム編集食品が安全かどうかということは、これは試験がされていないので何とも答えられない。
しかし、遺伝子というのは、実はもう精妙なネットワークを組んでいる、その一つを壊すという技術はどういう影響を与えるかというのは、これは遺伝学の先生に言わせると、これは非常に大きなリスクだと、だからこのリスクのあるものはやるべきでないと。
もっとも、ゲノム編集というのは、遺伝子を直す、あるいは遺伝子の機能を知ることができるということで、病気の治療法にも役立つ可能性はあるわけですよね。だから、そういう研究をすることは僕は全く反対していません。だけど、それを使って、も…
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73杉杉本純子(参政)
今日は貴重な意見をたくさん本当にありがとうございました。終わりたいと思います。
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岩渕友(共産)
日本共産党の岩渕友です。
今日は、参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
初めに、栗原参考人に二点お伺いをします。
一点目は、種子条例についてです。
先ほど答えが少しいろいろあったので改めてということになるかもしれないんですけど、種子法の廃止に伴って公的な種子の生産体制の維持や価格の高騰、品質の低下などを防ぐということで、各県が種子条例を制定しました。長野県でも、先ほどお話があったように、種子条例が制定をされて、ソバも主要農作物に指定されています。この種子条例が果たしてきた役割について伺いたいというのが一点目です。
…
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