西川芳昭龍谷大学経済学部教授

2026年7月14日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

遺伝子組換えとゲノム編集をちょっとある程度別個に分けて考えなきゃいけないとは思うんですけれども、いずれにしましても、そのような技術開発そのものは積極的に続けていくべきものだというふうに考えていますけれども、ただ、実際にそれを農作物に応用するかどうかということに関しては、まだ十分な議論をしていく必要があるかと思います。

実際に、私が知っている限りですけれども、日本の企業の場合、特に遺伝子組換えに関しては、大手の企業は、やらなくていいと。それは、遺伝子組換えをしなくても十分な遺伝資源を持っているということと技術力を持っているということなんですけど、ただ、温暖化とかの関係で緊急に新しい品種を作るというふうなときにゲノム編集等が応用できる可能性というのは否定できないので、そこは十分に検討していく必要があるかと思います。

ライセンスとかその他のことに関しても、費用をどういうふうに負担していくかということはやはり議論していかなきゃいけないんですけど、日本のやっぱり種苗企業のシステムとして、種苗会社の数は減っているんですけど、大手の種苗会社、育種をしている種苗会社と、それからその販売をする会社とか、そういう多層的なレイヤーになっているような種苗会社のシステムというのはやはり世界的にも非常に珍しいシステムなんで、そのような全体のシステムの中で新技術というものがどういうふうに利用されているか、新品種が利用されているかということを考えていく必要があるかと思っております。

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