御質問ありがとうございます。
ちょっと質問からずれるかもしれないんですけれども、伝統野菜とか地域の野菜を守っていく、それはすごく大切なことだと思うんですけれども、根本的にその地域の野菜をブランド化するというふうな考え方の下に、作物とか種が物とか商品とかいう価値のみが強調されているというふうに私は懸念するんですね。例えば長崎の岩崎さんは種を取っておられる、ニンジンとかの種を取っておられる方ですけど、彼はニンジンの種を取るときにあやすと言うんですよね。本当に私たちが赤ちゃんをあやすって、そういうふうな関係というものに根差したものでないと、最終的な持続性というのは担保できないというふうに思うんです。お金であれば、それは売れるときはそれでいいかもしれないですけど、売れなくなる、そもそも伝統野菜がなくなっているというのは消費がないからなくなっているわけなんで、そもそもやっぱりそこの生き物としての関係性というものに根差したものでないと、持続性というのは保たれないと思います。
一方で、県の方なんですけれども、ミネアサヒSBLとか最新の品種を作ってこられた育種の方々が、優れた圃場抵抗性遺伝子は単なる使い捨ての消耗品として濫用されるべきではないと、自然から人類に授けられた共通の財産、宝物として永続的に守り、管理すべきだということを主張されているんですね。このために種苗法というのはやはり強化していかなければいけない、コモンズを増やすために強化していかなければいけない。
だから、その最先端の技術を使うかとか伝統野菜を守るかということを二項対立にするんではなくて、本当に私たち人間が自然から与えられた恵み、宝物というものをどういうふうに扱っていくのかという、そこに立たない限りは、種苗法を幾ら強化しても盗んでいく人は盗んでいきますし、ブランド化してもはやり廃りがあるわけですから、やはりその環境と人間の永続性を考えるためにはやっぱり根本的な物の考え方、世界観を変えていくことが必要だと思います。少し質問の趣旨とずれますけれども、私の考えを述べさせていただきます。
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佐々木りえ(維新)
ありがとうございます。
本日は、西川参考人、種と人とのすてきな出会いや食料主権など、また印鑰参考人には新品種開発についての示唆に富む御意見などをいただきました。人口が減少が進む中、やはり私としては、国内のマーケットが確実に減っていくからこそ、このすばらしい日本の種の技術という知的財産を武器にして世界に打って出なければならないとも思っております。
本日いただいた現場の皆さんの思いを胸に、更に議論を尽くして、またやっていきたいと思います。本日はありがとうございました。
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61杉杉本純子(参政)
参政党、杉本純子です。
参考人の皆様、本日は貴重なお話をありがとうございます。
まず、この今回の法改正によって、伝統野菜や在来種まで自由にこれから植えられなくなっちゃうのでは、育てられなくなっちゃうのではないかといった、正しい情報が周知されていないこともあるかもしれませんが、心配の声をよく聞きます。私としては、これからも、やっぱり日本古来の伝統野菜、そして在来種、そしてそこの地域や風土、気候に合ったものを作っていただく、それを地産地消してみんなで地域を支えていく、日本の伝統や食文化の伝承としても、次の世代へと大切に受け継いでいきたいと考えています。
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62栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
地域伝統野菜、在来野菜につきましては、先ほども私申し上げたとおりで、長野県では種子条例というものの中で地域伝統野菜というものを認定した上で、保護それから生産振興というのに取り組んでおります。
その辺りが、大規模に土地利用型で、先ほども申し上げましたとおり、同一の品質のものを大量に生産しなければならないというような産地としての責任というものとの両立というのは、これからも工夫しながら取り組んでいきたいと思っております。
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- (上の発言)
63西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
御質問ありがとうございます。
ちょっと質問からずれるかもしれないんですけれども、伝統野菜とか地域の野菜を守っていく、それはすごく大切なことだと思うんですけれども、根本的にその地域の野菜をブランド化するというふうな考え方の下に、作物とか種が物とか商品とかいう価値のみが強調されているというふうに私は懸念するんですね。例えば長崎の岩崎さんは種を取っておられる、ニンジンとかの種を取っておられる方ですけど、彼はニンジンの種を取るときにあやすと言うんですよね。本当に私たちが赤ちゃんをあやすって、そういうふうな関係というものに根差したものでないと、最終的な持続性というのは担保できないというふうに思うんです。お金であれば、それは売れるときはそれでいいかもしれないですけど、売れなくなる、そもそも伝統野菜がなくなっているというのは消費がないからなくなっているわけなんで、そもそもやっぱりそこの生き物としての関係性というものに根差したものでないと、持続性というのは保たれないと思います。
一方で、県の方なんですけれども、ミネアサヒSBLとか最新の品種を作ってこられた育種の方々が、優れた圃場抵抗性遺伝子は単なる使い捨ての消耗品として濫用されるべきではないと、自然から人類に授けられた共通の財産、宝物として永続的に守り、管理すべきだということを主張されているんですね。このために種苗法というのはやはり強化していかなければいけない、コモンズを増やすために強化していかなければいけない。
だから、その最先端の技術を使うかとか伝統野菜を守るかということを二項対立にするんではなくて、本当に私たち人間が自然から与えられた恵み、宝物というものをどういうふうに扱っていくのかという、そこに立たない限りは、種苗法を幾ら強化しても盗んでいく人は盗んでいきますし、ブランド化してもはやり廃りがあるわけですから、やはりその環境と人間の永続性を考えるためにはやっぱり根本的な物の考え方、世界観を変えていくことが必要だと思います。少し質問の趣旨とずれますけれども、私の考えを述べさせていただきます。
64印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
貴重な在来種のそういう農作物どうやって維持していくのか、やっぱりここで一番大事なのは公共調達だと思うんですよ。つまり、それは自治体であれ政府であれ、公共機関が買い、要するに買い入れるってことですよね。
これは全ての、今僕がイタリアとか韓国の話をしましたけど、全部公共調達なんですよ。これをスーパーで売れといったって、伝統野菜って形も違って料理の仕方も分からなかったりするわけですよね。その料理の仕方含めて食文化を守るということというのは、スーパーで売る商品としてはこれうまくいかないんですよね。だけど、これ学校給食だったら、その食文化をやっぱり再現できますよ…
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65杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
例えば災害リスクを考えたときに、例えばお米だったら備蓄米、国がきちんとしていますけれども、その災害のリスクを考えた上での種の保管というもの、それをリスク分散することも含めて、これを国がきちんとすべきだと思うんですけれども、その点のお考えについてまた、済みません、三人の皆様にお聞きできたらと思います。
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66栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
種子の保管、遺伝資源の保存についてと思います。
国では、先ほどの議論でもありましたジーンバンクというものを設定しまして、そこで種子の保存をしておるところでございます。長野県におきましてもお世話になっております。
その一方で、私たち、長野県原種センターという団体を設けまして、ここに遺伝資源の保存というのをやっております。やはりここの運営、それから維持というものにはやはりそれなりきの予算が必要でございますので、そういうものも考慮しながら取り組んでいかなければいけない。複線的にやはりバックアップというのは必要かなというふうには思っ…
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