印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 35 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

ありがとうございます。

ジーンバンクありますけれども、種はやはり生きた形で活用され続けなければいけないと思うんですよね。冷蔵庫に置いておけば遺伝資源としてDNA解析ができるかもしれないけれども、本当に発芽するかどうか、これというのは確保されないわけですよね。もちろん、更新していけばいいわけですけれども。

実際、これ世界ではどうなっているかということなんですけれども、例えばフィリピンではMASIPAGというNGOがあるんですが、ここの団体は、フィリピン中の全ての島から在来種の種を集めて、その品種が何と二千種類ある。その二千種類の中から農家に貸し出すんですよ。十品種ぐらい貸し出して、農家がその中から使いたいものを選ぶ。MASIPAGは、ここがすごいんですけれども、その中に農家自身に育種技術を教えているんです。だから、もう様々な地域、セブ島だったり、やっぱり島によって全然違いますよね、そういう農家自身が新しい品種を作り出しているんですよね。だから、生きたサイクルが、遺伝資源といったものが多くの農民の参加の下で多様化されている、多様化され続けている。ある意味、これ、政府から支援は余り受けていないと思いますけれども、そういった形というのは僕はある意味の理想形かなというふうに思います。やはりそういった形で、これ、種を生きたまま共有し続けるということは大事かなというふうに思います。

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