委員から今御指摘をいただきました今般の米価の高騰については、昨年の八月の米の安定供給等実現関係閣僚会議において、その要因と対応の検証が行われ、多様化する流通ルートを的確に把握できていなかったことなど、需給見通しを見誤った要因と結果を明らかにしたところであります。
これらを踏まえ、昨年九月の食糧部会に諮問した基本指針においては、これまでの需要のマイナストレンドを前提としていた需要見通しの算定方法について、インバウンド需要の動向や精米歩留りなど、直近の様々な情報、データを加味して定める方法へと改めたところであります。
食糧部会は少なくとも年に三回開催し、基本指針について諮問をしております。その都度、需給の状況や変動要因などを説明し、それらを反映した需給見通しなどについて審議していただき、答申をいただいているところであり、答申をいただいた最新の需給見通しはもちろんのこと、その審議に用いた資料や議論の内容も逐語での議事録にて公表をしているところであります。
この食糧部会に諮問する基本指針の作成に当たっては、データだけではなく、生産者、流通事業者団体や個別事業者との定期的な意見交換などを通じた情報把握を行った上で検討を行っております。
引き続き、様々な視点、要素から検証、検討を行うことで、精度の高い的確な情報発信を今後も行ってまいりたいと考えております。
85
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
今御説明をいただいた内容を踏まえると、やはり需要に応じた生産という枠組みそのものは私も反対しないです。やっぱり需要がないのに生産をして余ってしまったら、価格は下がるし生産基盤の崩壊にもつながりかねないので、やっぱり需要に応じて、しっかりそれを狙って生産をしていくという考え方は当然いいと思うんですけれども、一方で、今回、この需要に応じた生産の土台にあるのは需給見通しです。
この需給見通しに沿った生産をしっかりしていくんだということは、これは国のある種安定供給の側面での責任でもあると思っておりますけれども、やはり、そうした中でお…
この発言のページ
86山山口靖農林水産省農産局長
お答え申し上げます。
需給見通しにつきましては、従前はこの需給見通しというのが、法文でいうと、米の需給及び価格の安定を図るため、米穀の需給の適確な見通しを策定し、これをもって、整合性をもって需給均衡を図るための生産調整の円滑な推進、これを行うための、まあ何ですか、装置として考えられてきたのが需給見通しということでありますが、今回、この考え方を改めまして、米穀の需給の安定を図り、これを通じた価格の安定を図るために、米穀の需給の適確な見通しを策定し、これを踏まえていろんな施策を講じていくという形にして、これはあくまで、その需給見通しは、我々としてはこういう…
この発言のページ
87
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございます。
本当はこの後、問い番号七番で大臣にお伺いをしようと思っていたんですけれども、ちょっと今の御説明だと、どうしてもこの流れの中で問い八に飛ばないといけなくて、飛ばさせていただきますけれども、やっぱり需給見通しに沿った生産をするからこそ、国は安定供給の責任を果たせるんだろうというふうに思います。一方で、この需給見通しはあくまで参考指標であって、外れるかどうかというのはあくまで結果論なんですみたいなことになってくると、じゃ、外れた場合にどういう措置をとるのかというのが国の責任になってくると思います。
そうしたときにおいて、まずはこの需…
この発言のページ
- (上の発言)
88
山本啓介(自民)農林水産大臣政務官
委員から今御指摘をいただきました今般の米価の高騰については、昨年の八月の米の安定供給等実現関係閣僚会議において、その要因と対応の検証が行われ、多様化する流通ルートを的確に把握できていなかったことなど、需給見通しを見誤った要因と結果を明らかにしたところであります。
これらを踏まえ、昨年九月の食糧部会に諮問した基本指針においては、これまでの需要のマイナストレンドを前提としていた需要見通しの算定方法について、インバウンド需要の動向や精米歩留りなど、直近の様々な情報、データを加味して定める方法へと改めたところであります。
食糧部会は少なくとも年に三回開催し、基本指針について諮問をしております。その都度、需給の状況や変動要因などを説明し、それらを反映した需給見通しなどについて審議していただき、答申をいただいているところであり、答申をいただいた最新の需給見通しはもちろんのこと、その審議に用いた資料や議論の内容も逐語での議事録にて公表をしているところであります。
この食糧部会に諮問する基本指針の作成に当たっては、データだけではなく、生産者、流通事業者団体や個別事業者との定期的な意見交換などを通じた情報把握を行った上で検討を行っております。
引き続き、様々な視点、要素から検証、検討を行うことで、精度の高い的確な情報発信を今後も行ってまいりたいと考えております。
89
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
食糧部会の方で有識者の皆さんを交えて振り返りをしているということは私も承知をしております。一方で、それをやっても米不足防げなかったわけですから、やっぱりもう一歩ちゃんと、どうやったら防げたのかということを考えるべきなんだろうと思っています。
そうした中、今、その食糧部会の方で有識者の皆さんとの意見交換も通して、資料も議事録も公表しているということであります。それは私も承知をしておりますけれども、やっぱり、これで防げなかったんだから、もっと丁寧に制度としてやるべきなんだろうと、それこそが反省に立った上での制度の見直しだろうと思…
この発言のページ
90山山口靖農林水産省農産局長
お答え申し上げます。
需給見通しの精度の向上の検証につきましては、昨年の八月の関係閣僚会議におきまして対応の検証が行われて、いろいろ農水省として問題点があったということを踏まえまして、例えば需給見通しにつきましては、マイナストレンドを前提とするのではなくて、直近の消費実績、インバウンド等の需要あるいはその精米歩留り、こういったものを考慮して需給見通しを算定する、あと、生産見通しは余裕を持って設定するという考え方で今回見直しをして運用しているところでございますし、また、今回の改正法も、届出対象者の追加ですとか、あるいは在庫数量、取引数量を定期的に報告する…
この発言のページ
91
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
この需給見通しの精度を向上させていくことそのものについては私も大賛成です。なので、是非、その今局長おっしゃっていただいたことも、主にはやっぱりこのPDCAでいったらPの部分なんだろうと思うんですよ、事前に情報収集をして、様々なものを計画に練り込んでいこうと。一方で、このCの部分をもっとしっかりやってほしいと。それがもっとちゃんとできていれば、米不足は一回目の見通しの外しで何とか嗅ぎ付けることができたんじゃないかということでありますので、是非、このPDCAのCの部分をしっかりやっていただきたいなということで、これについてはここま…
この発言のページ