岩渕友 (日本共産党)

2026年5月19日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 44 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 50 発言)

この超加工食品の概念は掲載されていないんですけれども、この概念を掲載して、その危険性について具体的に警告することが必要だというふうに思います。

ランセットの第三論文は、超加工食品の普及をもたらしている商業的決定要因について言及をしています。企業の行うロビー活動などによって、人々の健康に影響を与えるという問題よりも、企業による利益の追求が優先をされて規制が妨害をされているということなんですよね。だから超加工食品がこんなに広がっているということです。

九州大学の磯田宏名誉教授が、私たちの食生活での選択は、個々人の自律的な選択のように見えてそうではないと書いているものを読みました。これがどういうことなのか。一人親のお母さんから聞いた話がまさにこれだというふうに思ったのでちょっと紹介をしたいんですが、ぎりぎり働いても生活は楽にならず、超加工食品に頼らざるを得ないという声なんですよね、そういう話なんです。超加工食品を選択せざるを得ないというのが実態だということです。しかも、超加工食品は、遠くから運ばれてきた生鮮品よりも安い価格で売っている、手軽に手の届くものとなっています。

超党派の会議の中で食育の議論をする前提として、経済的事情や貧困などによってそもそも食べることがままならない人たちがいるという問題について考える必要があるんじゃないかという問題提起がされました。私もそうだというふうに思います。

そこで、大臣に伺うんですけれども、食育推進基本計画に超加工食品と食をめぐるこの現状についてしっかり位置付ける必要があるんじゃないでしょうか。

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