藤田仁司水産庁長官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 235 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、非常にその海洋環境の激変が指摘されておりまして、それに伴いまして魚の成長、あるいは分布域が変化するということでございますので、やはり迅速にその海洋環境ですとか資源の動きというものを把握するということが重要になってございます。

このため、まず、自動で二十四時間連続した海洋観測可能な調査機器、あるいは実際に海に出て操業しております漁船から得られる魚群探知機のデータ、さらには市場に水揚げされましたその漁獲物の体長をAIの画像解析で自動的に計測すると、こういったものを活用いたしまして、まず、その資源調査につきましてはリアルタイム化あるいは資源評価精度の向上というものに努めているところでございます。

さらに、委員御指摘のように、データをどうやってその漁業者の方にお届けするかという観点から申し上げますと、観測ブイで得られました水深別の水温データのリアルタイムに近い形の公表、あるいは定期的に水温、魚の来遊量や分布等のデータを分析いたしまして将来の漁場形成や漁獲の見通しについてまとめました漁海況予報の作成及び提供につきまして、国立研究開発法人水産研究・教育機構等から行っているということでございます。

さらに、資源評価結果につきましては水産庁のホームページで公表するとともに、資源評価結果が出ましたそのTAC対象魚種、これにつきましては説明会を実施をいたしまして、漁業者の方への説明に努めているところでございます。

引き続き、令和七年度補正予算や現在御審議いただいております令和八年度当初予算を活用いたしまして、水産資源調査、評価の強化ですとか調査結果の迅速なフィードバック、これに努めてまいりたいと考えてございます。

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