伊藤俊幸金沢工業大学大学院教授

2026年7月14日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 95 発言)

ありがとうございます。

まず、日弁連の方々の反対意見というのは、いろんなことに対する懸念ですよね、これはこのままでは日本の民主主義が危ないんではないかと、こういうことに全部つながるんだと思うんですが、それはそのとおりだと思います。ですから、最終的に、例えば憲法審査とかそういったものでは裁かれることになるかもしれません。ただ、これは事後なんですね。

それよりも、ここでやっていただく、国会でやるべきことは、今の日本社会をどうつかさどるか。あるいは、皆さんが、皆さんは政治家ですから、まさに日本のかじ取りをされる方ですよね。この皆さんは、当然立法、司法の、あるいは憲法というものを尊重しつつ、一番これを尊重しながら考えるんですけど、考えると同時に立法政策をつくらないかぬわけですね。私はそちらの業務に携わっていましたから、いわゆる行政官としてやる場合は、なぜこの立法が要るんだと、法律が要るんだということを考えるわけですね。だから、違反かどうかというのも当然考えつつも、でも、今の社会を前に進めるにはどうするのかということで法律は作るべきものだと。それは皆さん、この立場の方たちがやるべきことなんだと思っているんですね。

であるならば、私はやはり分断を避けるということだと思いますよ。日本社会の分断をどう止めるかということが大きなポイントになると。今のこの憲法、これでは違憲かどうかというのでも恐らく日本は真っ二つになりますよね。そのときに、これが曖昧、その線引きが曖昧であればあるほど、これは騒乱につながるんですよ。ですから、そうならないためにも、いわゆる立法府の皆さんであり、あるいは政府であれば行政府にいらっしゃる政治家の皆さんがここを作り込むという意味では、私は法律のプロの方が懸念をされることと同時に、これと相反しないんですね。相反せずに立法政策というのがあるので、このバランスの問題だと私は思っています。

ですから、私が述べたのは、この立法政策上としては当然リスクマネジメントを考えてやるべきだろうということを申し上げたという関係性だと思っています。

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