伊勢崎賢治 (れいわ新選組)

2026年6月11日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 135 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

どうも。今日もよろしくお願いいたします。

どうも皆さん、この頃、僕、質問通告の質問要旨ですが、本当に丁寧に作っていまして、それで問取りに来られる若い官僚の方とも本当にもう心を通じ合うようなディスカッションを重ねてきているんですけれども、もう今日こそは本音で、本音を引き出したいということで、よろしくお願いします。

政府は南西シフトを急速に進めておりますけれども、最前線の自衛隊の基地防御とそこに住む住民の退避計画は本当に実務としてかみ合っているのか、これを問いただしたいと思います。

本日は、仮定の話には答えないという答弁はお控えください。なぜかというと、ここは内閣委員会です、内閣委員会。これが所管した経済安保法案において、政府は様々なリスクをまさに、今度はシナリオベースという言葉です、もう聞いたときにはいらっとしたんですけれども、シナリオベースで想定し、法制化を正当化したからであります。

経済安保のシナリオに基づく備えが正当化されるなら、国民の命そのもの、今日話すことは国民の命です、そのものである離島の避難において、仮定の話だからと逃げられるわけがありません。いいですか、シナリオです。その言葉を今日は使いましょう。

質問です。

他国の軍事組織には、脅威の指標、脅威の指標を段階的に設定する行動計画がございます。資料一と二はまさにそれであります。米軍の防護基準、通称FPCONといいまして、これ五段階で公開されており、これが変更されるときには日本の防衛局経由で日本の自治体に通知されると、そしてウェブでも公開されている。周辺住民が事態の緊迫度を把握し、必要な警戒や備えを行うための客観的指標を彼らは提供しているわけです。

これに対し、我が自衛隊は完全にブラックボックスです。防衛省は、これ何回も質問しているんですけれども、相手に手のうちを明かすから非公開と言いますけれども、世界最強の米軍が共有している基準をなぜ隠すのか。

そもそも、抑止力の基本、もう専門ですけれども、というのは、これ以上踏み込んだらこちらは本気で警戒レベルを上げ、反撃するぞというこの意思と能力をあちらに、相手に明示して、相手の誤認や誤算を防ぐこと、これが抑止力の基本であります。内向きのエイエイオーをやっていたってしようがないんです、相手に分からせなきゃいけないわけですから。だからこそ、米軍すらこのFPCONを公開してるわけであります。

政府はこの事実をどう受け止めておりますか。自衛隊も、自治体や、周辺の自治体や住民が段階的に備えを進められるよう、米軍並みの防護基準を明示すべきではないでしょうか。どうぞ。

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