お答えいたします。
視覚障害のある方にも報道内容を分かりやすくお伝えするということは、先ほどから申し上げているとおり、重要な課題だと認識しております。
NHKでは、外国人の音声につきまして吹き替えを行っている番組もあります。特に、外国人の会見などを中継でお伝えする場合には、同時通訳を付けて放送しております。また、解説放送では、外国語の音声も日本語で吹き替えて放送しております。
ただ、ニュースや番組において、本人の声を聞こえなくするということで発言の信憑性の低下につながるという恐れもありますので、そういうことから、吹き替えにするかどうかは総合的に判断しているところであります。
そして、音声合成技術の研究開発、先ほども申し上げておりますが、AIを活用した研究開発を進めておりまして、現在、気象情報の読み上げ、こういったものは番組制作で広く活用しております。やはり、一方で、精度が十分ではないところがありまして、確実に伝わる表現にはまだ至っていないといった技術的な課題もございます。そして、制作・運用体制につきましては、限られた資源、要員の中でできる限り効率的で持続可能な形にするという必要がありまして、この点においても解決するべき課題があるというふうに思います。
また、副音声につきましては、「ニュース7」など夜の基幹ニュースでは英語による二か国語放送というのを副音声で行っておりまして、これで使用しているため、こういった、ここに例えばかぶせるといった使い方をするには課題があるというふうに感じております。
NHKでは、総務省の放送分野における情報アクセシビリティに関する指針、これを踏まえまして、長期計画を定めてユニバーサルサービスの拡充に取り組んでおりますけれども、今後も、こうしたAIといったテクノロジーの活用も進めながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
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牛田茉友(国民)
視覚障害のある方も結構テレビから情報入手をなさっている方もたくさんいらっしゃるというふうに伺っております。
技術面とか運用面の課題はあるとは思うんですけれども、ニュース速報、ニュースの番組ではないときに流れているそのニュース速報のテロップに対して、副音声であったりとか音声合成技術等を活用して、チャイム音と同時に何が起きているかということを補足する仕組みを検討するのに値するのではないかなというふうに感じるんですけれども、そのような実証であったりとか検証は行われているのかどうか、今後検討を進めるお考えがあるのか、お尋ねしたいです。
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69山山名啓雄日本放送協会副会長
お答えいたします。
御指摘のような、災害ですとか避難に関する情報など人命に関わる緊急性の高いニュース速報が出た際には、先ほどお伝えしましたけれども、文字情報でお伝えするとともに、アナウンサーが読み上げて注意喚起をするなど、音声でも伝えるようにしております。
御指摘の副音声ですとか音声合成技術などの活用につきましては、現状では技術的な課題があります。例えば、音声合成につきましては、ニュース速報の読み上げを自動的に行う場合、現時点では精度に限界がございまして、読み間違いによる誤報のリスクなどがございます。
なお、現在、ニュース速報として画面に出している…
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70
牛田茉友(国民)
そうした読み上げ機能であったりとか様々な方法のその周知も是非やっていただきたいなというふうに思いますけれども、続きまして、通常ニュース番組におきます外国語音声の対応についてもお尋ねしたいと思います。
七問目と八問目、ちょっと併せてお尋ねしたいと思うんですけれども、外国要人の発言であったり現地取材の映像が流れる際に、なかなか、テロップは流れているけれども音声がそのままになっているということがあると思います。同時に、なかなかこの一次情報を伝えるという大切さも分かっていますし、速報性という意味ではなかなかすぐ対応できないということも分かっているんですが、繰り…
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- (上の発言)
71山山名啓雄日本放送協会副会長
お答えいたします。
視覚障害のある方にも報道内容を分かりやすくお伝えするということは、先ほどから申し上げているとおり、重要な課題だと認識しております。
NHKでは、外国人の音声につきまして吹き替えを行っている番組もあります。特に、外国人の会見などを中継でお伝えする場合には、同時通訳を付けて放送しております。また、解説放送では、外国語の音声も日本語で吹き替えて放送しております。
ただ、ニュースや番組において、本人の声を聞こえなくするということで発言の信憑性の低下につながるという恐れもありますので、そういうことから、吹き替えにするかどうかは総合的に判断しているところであります。
そして、音声合成技術の研究開発、先ほども申し上げておりますが、AIを活用した研究開発を進めておりまして、現在、気象情報の読み上げ、こういったものは番組制作で広く活用しております。やはり、一方で、精度が十分ではないところがありまして、確実に伝わる表現にはまだ至っていないといった技術的な課題もございます。そして、制作・運用体制につきましては、限られた資源、要員の中でできる限り効率的で持続可能な形にするという必要がありまして、この点においても解決するべき課題があるというふうに思います。
また、副音声につきましては、「ニュース7」など夜の基幹ニュースでは英語による二か国語放送というのを副音声で行っておりまして、これで使用しているため、こういった、ここに例えばかぶせるといった使い方をするには課題があるというふうに感じております。
NHKでは、総務省の放送分野における情報アクセシビリティに関する指針、これを踏まえまして、長期計画を定めてユニバーサルサービスの拡充に取り組んでおりますけれども、今後も、こうしたAIといったテクノロジーの活用も進めながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
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牛田茉友(国民)
ありがとうございました。
では、最後に総務省にお尋ねしたいと思います。
放送のバリアフリー化、NHKだけではなく、民放、全国に広げていく必要があると思うんですが、そのためには制度的な財政的な支援が必要だと思います。今後の字幕放送、解説放送などの普及に向けました支援制度の拡充、方向性について、向山政務官のお考えをお伺いしたいと思います。
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向山淳(自民)総務大臣政務官
お答え申し上げます。
国民の安全、安心を守りまして、誰一人取り残されないデジタル社会の実現に向けて、障害のある方がテレビ放送を通じて迅速かつ正確に情報を取得することができるよう、字幕放送、解説放送及び手話放送の普及を図ることは大変重要だというふうに考えております。
このため、総務省といたしましては、普及目標を定めた指針の策定、字幕、解説、手話番組等の制作費への助成、手話通訳者育成のための研修会等を実施をいたしまして、放送事業者の取組を推進をしているところであります。
現在の指針は令和九年度までの普及目標を定めているものでありますので、令和十年度以降…
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牛田茉友(国民)
ありがとうございました。
あかま大臣の退席を私、促さずに、大変申し訳ありませんでした。
質問を終わります。
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