渡井理佳子慶應義塾大学大学院法務研究科教授

2026年6月4日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 88 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

ありがとうございます。

今御指摘いただいた点については、私は、今初めてお教えした状態で、知識がございませんでした。その上で、簡単な感想レベルになってしまいますけれども、安全保障推進法のこの医療の問題は基幹インフラ役務の問題として捉えていますので、安定供給という意味では、基本的に平時であって、医療DXとの関係ではサイバー防御が必要であるといった見地からのものであると思います。それに対して今先生が御指摘いただいた点は、平時との連動性はあるわけですけれども、基本的には、有事に至った段階でどのような対応をすべきかということであると思います。

今、その経済安全保障推進法で何がどこまでできるかということを考えますと、私は、その経済安全保障推進法が小さくスタートして、これからもっと役割を増やしていくことになるだろうと思いますけれども、余りに多くを担わせてしまうということは賛成できないところがございます。

なぜかと申しますと、既にある事業法やその他の法律に加えて安全保障推進法ができているわけで、その意味では、全体として、その安全保障の傘の中でどういう役割を担っていくかということが大事ですので、もちろんそのカバーできていない穴があってはいけないわけですけれども、経済安全保障推進法の力を非常に強くして何でも規制をするという方向に持っていかないためにも、その今御指摘があったFPCONという点は、どちらかといえば緊急事態法制との関係で位置付けていったらいかがかという印象を持ちました。

済みません、不十分ですけれども、以上でございます。

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