欧州の動き、私自身はその人権デューデリの部分は特段専門としておりませんので、存じ上げている範囲のことで申し上げますけれども、やはり欧州、枠組みをつくって、自国といいますか欧州なりのロジックで世界に展開するというのが非常に上手だというふうに言われていると思いますけれども、日本の製造業の立場からしますと、欧州流のデューデリジェンスの枠組みに乗って彼らが求める開示内容を開示していくことによって、日本側のサプライチェーンのノウハウ、材料のノウハウだとかそちらの側がある程度移ってしまう可能性を危惧しているという話は聞きます。
ですので、これは枠組みづくりと同時に、重要だと思うんですけれども、民間企業としてはどこまで寄り添ったらいいのか、何となれば日本が主導してつくれないのかというような議論も一方でございます。
ただ一方で、ほかのもっと安く作っている国がどんどん世界のシェアを取っておりますので、そういった安価なものが世界にあふれないようにするためには、先進国が、いわゆる同志国がそれを買わなければいいということも事実でございますので、どこかが先進国の中で音頭を取って、皆がそれに乗っかって、その中でそうしたクリアランスを経ていないものをなるべく排除していくと、この流れはこの流れで重要な流れだというふうに皆さんも思っておられると思います。
ただ、自社のその情報をどこまで出すのがよいのかというところのてんびんがなかなか難しいのだろうというふうに推測をしております。
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大門実紀史(共産)
ありがとうございました。
終わります。
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84
伊勢崎賢治(れいわ)
どうも。いきなり行きますね。
最初は、サプライチェーンのことについて、白石参考人と田上参考人に。
その中でも、人権デューデリジェンス、白石さんは、あれですよね、論考ございますよね、これね。ですので、人権デューデリジェンスの法制化を目的の一つに掲げるある議連がありまして、これが人権外交、人道じゃなくて、人権外交を超党派で考える議員連盟というものがあるんですね。これ御存じでした、知らない、ごめんなさい、いいです、いいです。実はこれ、ちょっと話が飛んでしようがないんですけど、私、これ学者時代に、当時、山尾志桜里議員がおりまして、この議員の設立に、僕はこれ関…
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85白白石和泰TMI総合法律事務所パートナー弁護士/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授
御質問いただきまして、ありがとうございます。
人権デューデリジェンスの法制化の動きにつきましては私も拝見していたところではございますけれども、現在のところ、その法制化には至っていないというところも御指摘のとおりかと思います。
JBICのその融資について、リスクを取っての積極的なというか非常に攻めた融資が可能になるということではございますけれども、こちらにつきまして人権侵害があるかないか、ここを支援の要件にするかどうかというところについては今後の議論がまたれるところかとは思いますが、先生御指摘のとおり、そういったサプライチェーン上の人権侵害がある場合の…
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- (上の発言)
86田田上英樹地経学研究所主任客員研究員
欧州の動き、私自身はその人権デューデリの部分は特段専門としておりませんので、存じ上げている範囲のことで申し上げますけれども、やはり欧州、枠組みをつくって、自国といいますか欧州なりのロジックで世界に展開するというのが非常に上手だというふうに言われていると思いますけれども、日本の製造業の立場からしますと、欧州流のデューデリジェンスの枠組みに乗って彼らが求める開示内容を開示していくことによって、日本側のサプライチェーンのノウハウ、材料のノウハウだとかそちらの側がある程度移ってしまう可能性を危惧しているという話は聞きます。
ですので、これは枠組みづくりと同時に、重要だと思うんですけれども、民間企業としてはどこまで寄り添ったらいいのか、何となれば日本が主導してつくれないのかというような議論も一方でございます。
ただ一方で、ほかのもっと安く作っている国がどんどん世界のシェアを取っておりますので、そういった安価なものが世界にあふれないようにするためには、先進国が、いわゆる同志国がそれを買わなければいいということも事実でございますので、どこかが先進国の中で音頭を取って、皆がそれに乗っかって、その中でそうしたクリアランスを経ていないものをなるべく排除していくと、この流れはこの流れで重要な流れだというふうに皆さんも思っておられると思います。
ただ、自社のその情報をどこまで出すのがよいのかというところのてんびんがなかなか難しいのだろうというふうに推測をしております。
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伊勢崎賢治(れいわ)
ありがとうございます。
来週もJBICに迫りたいと思いますので、参考になりました。ありがとうございました。
渡井参考人、お願いします。
先生のペーパーにもありましたように、基幹インフラ役務の対象に医療が追加されて、安全保障への対処能力を強化する方向性が示されたと、位置付けられたということなんですけれども。これ整理すると、平時においてそういうインフラ防護を強化するのがこの経済安保の枠組みだとすれば、今僕が問題にしたいのは、有事、それが有事になっちゃった場合、これ実際にドンパチが小規模なものでも大規模なものでも始まっちゃった、有事ですよね、つまり物理的…
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88渡渡井理佳子慶應義塾大学大学院法務研究科教授
ありがとうございます。
今御指摘いただいた点については、私は、今初めてお教えした状態で、知識がございませんでした。その上で、簡単な感想レベルになってしまいますけれども、安全保障推進法のこの医療の問題は基幹インフラ役務の問題として捉えていますので、安定供給という意味では、基本的に平時であって、医療DXとの関係ではサイバー防御が必要であるといった見地からのものであると思います。それに対して今先生が御指摘いただいた点は、平時との連動性はあるわけですけれども、基本的には、有事に至った段階でどのような対応をすべきかということであると思います。
今、その経済安全…
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伊勢崎賢治(れいわ)
ありがとうございます。助かります。防衛省を更に追い詰める意見がいただけました。ありがとうございました。
終わります。どうも。
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