西脇修経済産業省大臣官房審議官

2026年5月26日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 178 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 257 発言)

お答え申し上げます。

産業スパイと申しますと、その業種や情報の内容、出口などは様々であり、その対策について一概に申し上げるのは困難でございますが、その上で、技術流出対策については、経済産業省においても、警察庁を含む関係機関と連携しつつ、企業などに対して普及啓発に取り組んでいるところでございます。

具体的には、経済産業省において技術流出対策ガイダンスを策定し、技術流出が生じ得る状況に応じて具体的な対策例を提示しております。例えばですが、生産拠点の海外進出、人を通じた技術流出、共同研究、取引先とのすり合わせといった場面ごとに留意点や対応の方向性を分かりやすく整理してお示ししております。

また、各地域の経済産業局などと連携して、当該ガイダンスを活用しながら、普及啓発に向けたセミナー等を日本各地で開催しているところでございまして、昨年度は例えば合計千人ほどの参加を得たところでございます。その際には、警察庁など関係機関にも実際の流出事例や留意点について説明いただくなど、出席者の方々への問題意識の浸透を図っているところでございます。

まさに先生御指摘の課題でございますが、中堅・中小企業は、人員や資金などの制約から対策の実装が容易でない場合がやはりございます。このため、経済産業省では、分かりやすいパンフレットやチェックリストを作成した上で、まず着手すべき事項を明確にお示しして丁寧な説明に努めているところでございます。

引き続き、警察庁を始め関係機関と連携しながら、企業のこういった取組を支援してまいりたいと思います。

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