井上樹彦日本放送協会会長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 総務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

お答えいたします。

二〇二三年十月に行いました受信料の値下げは、それまでの構造改革や経営努力の成果を視聴者の皆様に還元するために、衛星契約、地上契約共に一割値下げしました。これによって、少しでも視聴者の負担軽減につながればという考えで行いました過去にない大規模な値下げでありました。

現在の中期経営計画においても、この値下げした受信料額を堅持しているところであります。二〇二四年度の決算において、受信料の収入が予算に対して九十一億円の増収となりましたが、前年度の決算に比べて減収している点や支払率の低下が続いている点については重く受け止めております。

NHKとしては、これまで取り組んでまいりましたデジタル、書面、対面、外部企業との連携など、様々な施策を組み合わせた新たな営業アプローチを強化しまして、自主的な新規契約の申出を更に増やしていくこと、支払督促による民事手続を含めた未収対策の強化を進めているところでございます。

こうした取組はまだ途上にありますけれども、二〇二五年度は、支払数の減少は、年度当初に計画した四十六万件の減少ということに対して三十四万件の減少にとどめました。さらに、未収数は六年ぶりに減少へと転じさせることができました。受信料収入は、予算を五十一億円上回る五千八百五十一億円を確保するなど改善の傾向にありまして、取組の成果は出てきているというふうに考えております。

引き続き、受信料収入の確保や支払率の維持向上に向けて、新たな営業アプローチの更なる強化に取り組んでまいりたいと考えております。

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