お答えいたします。
JICT法制定時におきましては、出資者の規律及び機構の適切な運営を確保する観点から、政府は、法律の施行後五年をめどとして、JICTの組織及び業務の在り方など法律の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる旨をJICT法の附則に規定いたしました。
その後、総務省におきましては、委員御指摘のとおり、この検討規定に基づきましてJICT法の施行状況について検討を行い、二〇二一年十一月には検討結果としてJICTの今後の運営方針と必要な措置を公表いたしまして、その後、二〇二二年二月にはこの検討結果を踏まえましてJICTの支援基準の改正を行いました。
今回のJICT法改正案におきましては、JICT法制定時、つまり、これからJICTをつくっていくという段階と、JICTの設立以降約十年が経過した現状、支援する案件が増えているですとか組織が機動性高く運営されている状態ということで、現状とは状況が異なるものと考えてございます。そのような状況を踏まえまして、検討規定は設けてございませんが、JICTの組織及び業務の在り方などについては適宜適切に検討する必要があるものと考えてございます。
また、今後の継続的な検証、見直しでございますが、官民ファンドの活用推進に関する関係閣僚会議幹事会におきましては定期的な検証を行っているところでございますし、昨年開催されましたJICTの在り方に関する検討会におきましてもガバナンス強化などの対応が指摘されているところでございまして、JICTにおいて着実に実施されるよう、定期的な対応状況の聴取などを通じましてJICTを適切に監督してまいります。
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木戸口英司(立憲)
今般の改正案はJICTの設置期限を十年延長しようとするものでありますけれども、将来再び民間投資が不十分であるとして同様に設置期限の延長を繰り返すということは、今の答弁からもあったように、設置期限を区切った法制定当初の趣旨を鑑みると、必ずしもあるべき姿ではないと言えます。JICTの設置期限の終了までに民間の自律的な投資や事業展開が行われるような環境を構築していくことが重要であるということは一致するところだと思います。通信・放送・郵便事業の分野は規制分野であり、特有の政治リスク等が存在するということで、民間金融からの資金が集まりにくいという構造的な課題もある…
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林芳正(自民)総務大臣
まず、一つ目のお尋ねでございますが、JICTが支援対象といたします海外における通信・放送・郵便事業、まさにお触れになっていただいたように規制分野でございまして、政策変更等の影響を受けやすいほか、多額の初期投資、これが必要になります。したがって、投資回収まで長期間を要するといった課題があると認識をしております。
こうした背景もございまして、我が国の民間金融のみではリスクマネー供給が不十分な状況でございまして、これまで十年間、JICTが時限的に先導的な役割を果たしてきたところでございます。その結果、JICTにおいて、これらの分野の海外事業に対する投資を通じ…
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木戸口英司(立憲)
このJICT法、平成二十七年に成立しております。その附則第四条では、法施行後五年をめどとして、法の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる旨のいわゆる検討規定が設けられています。
総務省においては、この規定に基づき、令和二年から令和三年にかけてJICT法の施行状況に関する検討が行われています。その結果、ハードインフラを伴わないICTサービス事業への支援の方向性やファンドへのLP投資に関するスキームの検討など、JICTの今後の運営に関する重要な論点が整理されたと認識しております。
今般の改正案では、設置期限の延長を行おうとする一…
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- (上の発言)
27布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICT法制定時におきましては、出資者の規律及び機構の適切な運営を確保する観点から、政府は、法律の施行後五年をめどとして、JICTの組織及び業務の在り方など法律の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる旨をJICT法の附則に規定いたしました。
その後、総務省におきましては、委員御指摘のとおり、この検討規定に基づきましてJICT法の施行状況について検討を行い、二〇二一年十一月には検討結果としてJICTの今後の運営方針と必要な措置を公表いたしまして、その後、二〇二二年二月にはこの検討結果を踏まえましてJICTの支援基準の改正を行いました。
今回のJICT法改正案におきましては、JICT法制定時、つまり、これからJICTをつくっていくという段階と、JICTの設立以降約十年が経過した現状、支援する案件が増えているですとか組織が機動性高く運営されている状態ということで、現状とは状況が異なるものと考えてございます。そのような状況を踏まえまして、検討規定は設けてございませんが、JICTの組織及び業務の在り方などについては適宜適切に検討する必要があるものと考えてございます。
また、今後の継続的な検証、見直しでございますが、官民ファンドの活用推進に関する関係閣僚会議幹事会におきましては定期的な検証を行っているところでございますし、昨年開催されましたJICTの在り方に関する検討会におきましてもガバナンス強化などの対応が指摘されているところでございまして、JICTにおいて着実に実施されるよう、定期的な対応状況の聴取などを通じましてJICTを適切に監督してまいります。
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木戸口英司(立憲)
やはり、先ほど申し上げましたとおり、説明責任、そして総務省としての検証ということ、国民の理解がやはり大事だと思いますので、その点はしっかりと取り組んでいただけるものと思いますけれども、お願いしたいと思います。
そこで、今日は財務省にも来ていただいておりますが、質問をいたします。
JICT、先ほど質問した国際海底ケーブルの案件も含め、設立後三年の間に支援決定した初期四案件について、地政学リスクの顕在化等を踏まえ、損失計上を行っています。その影響で、令和三年度末に累積損失の解消に向けた当初の投資計画が未達となっております。令和四年五月に新たに改善計画を策…
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吉川沙織(立憲)
まず、布施田局長。
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30布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICTの今後の累積損益見通しにつきましては、個別の投資案件の具体的な進捗などに係る足下の状況や保守的な将来見通しを踏まえて策定したものでございます。具体的には、投資案件について一定の損失や投資回収遅延が生じ得ることなども想定いたしまして、下振れリスクを織り込んだ保守的な見通しとなっているところでございます。
また、御指摘いただきましたような、改善計画より三年前倒しとなる二〇二九年度には累積損失を解消する見通しとなってございます。また、単年度損益を見ましても、改善計画より三年前倒し、二〇二三年度に黒字に転じているところでございます…
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