田辺康彦消防庁次長

2026年4月2日・第221回国会 参議院 総務委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 25 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 123 発言)

消防庁としては、昨年取りまとめた大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会の報告書を踏まえ、令和七年度補正予算に、海や河川などの水源から遠隔地に大量送水が可能となる海水利用型消防水利システム、いわゆるスーパーポンパーや、水利の限られる山間部の火災現場において水利確保及び効率的な放水を可能とする大型水槽付放水車、夜間監視・熱源探査ドローン等の資機材を搭載し、狭隘で傾斜のある林道にも機動的に進出可能な林野火災対策ユニット車等、緊急消防援助隊の車両、資機材等を配備するために必要な予算を計上したところでございます。

これらの車両、資機材について、現在、全国どこで災害が発生しても的確に対応できるよう、地域バランスや地域の特性、各地域からの意向等を踏まえ、二十八消防本部への配備を決定したところでございます。

次に、林野火災警報等についてですが、昨年末に総務省消防庁が行った林野火災警報等に係る火災予防条例の改正状況に関するアンケート調査の結果によりますと、令和八年一月一日時点で、全体の約七割の消防本部等において火災予防条例が改正され、施行されているところでございます。また、全体の約二割の消防本部等において条例改正を予定していると回答があったところです。

林野火災警報、注意報は市町村単位で発令いたしますが、その運用状況について現在精査中ではございますが、令和八年一月一日から三月三十一日の間に一回以上林野火災警報を発令したのは三十六都道府県の五百一市町村、林野火災注意報を発令したのは四十四道府県の千四市町村となってございます。

林野火災は、たき火や火入れなど人為的な要因による割合が高いことから、制度の周知と併せて予防の徹底が重要であり、啓発活動の取組に力を入れています。

総務省消防庁においては、林野火災警報等を含めた周知のためのチラシ作成、SNS、動画広告などインターネット媒体を中心とした政府広報の活用、記録的な少雨時における林野火災への注意喚起のための気象庁、林野庁との合同記者会見、消防庁Xを用いた乾燥地などの注意喚起など、自治体と連携し、住民に対する積極的な広報、周知に努めているところでございます。

前後のやりとり

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