上田勇 (公明党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

今おっしゃったとおりなんですが、結果はそうなっていないという残念なことであります。市場の受け止め方は、まさに今大臣もおっしゃったとおり、野方図に財政を拡大するんじゃないかと、そういうリスクが高まっているというふうに受け止めているんじゃないでしょうか。だからこそ、この骨太の方針にどういう書き方をするか、また市場とどういうふうにコミュニケーションを図っていくか、ここがすごく重要で、そごがあった場合には、そこはちゃんと丁寧に説明してもらわなければなりません。

ここができるのは、こうした状況をマネージできるのは私はもう片山大臣しかいないというふうに思っておりますので、是非、そこはもう、これはもう国の経済、財政に非常に重要な影響が及ぶことでありますから、大臣に責任を持って対応していただきたい、このことを申し上げたいというふうに思います。

もう一つ、この骨太方針では、予算の予見可能性を高めるなどのために、複数年度にわたる歳出の仕組みを検討していると聞いております。政策の安定性の観点からは理解できる点もあります。これまでも同様な考え方に基づいて基金を積んできたんだと承知をしております。

この新たな仕組みは基金とどこが変わるのかというのはよく理解できないところなんですが、そこで、これまでもこの多くの基金で使い残しあるいは非効率的な支出が多い、これは、会計検査院を始め様々な、国会でも指摘をされてきたところであります。しかも、今回、この基金を規定しているルール、例えば三年見直しのルールとかも、これも緩和するというふうにもおっしゃって、ということが検討されているというふうに聞いております。

このこと、こうなると、やはり財政規律、更に緩むんじゃないか、また、この基金というか、複数年度にわたる支出がどんどん増えていくと、この国会でのチェック機能も低下するんではないか、そうした危険性はないのでしょうか。大臣のお考えを伺いたいと思います。

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