ありがとうございます。
続いて、吉川先生、参考人にお聞きします。
人口減少社会においても一人当たりGDPの成長で一定の経済成長なんかを生み出すことができるのではないかという御指摘もいただいたというふうに思います。そのためにはイノベーションが必要というお話だと思います。
あと、その一方、労働生産性をどう見るかということについてお聞きしたいと思います。
日本の労働生産性の低さが指摘されているということですが、生産性は、先ほども話あったとおり、付加価値を労働投入量で割ったものだということであれば、適正な付加価値の設定がされていないことに私は問題意識があります。先ほどの医療、介護とかの公定価格の話もあったのかもしれませんが、労働の価値に見合わない商品、サービスの価格となっているということ、スマイルゼロ円じゃないですけど、労働は投入ってただだということとか、デフレ下で安いことが正義だったということを含めて、そんなことが労働生産性の低さの要因の一つになっているんじゃないかということを一つお聞きしたいということと。
もう一つ、先日、参議院の派遣で海外調査に行ってまいりました。シンガポールとタイの港湾や物流施設を見てきたんです、行ってきたんです。無人化とか自動運転とか、すごい大規模に進んでいるんですね。日本の企業の子会社も視察をして、親会社よりも機械化が進んでいる状況を見たときに、なぜ子会社なのに親会社にそれ導入しないんですかって質問をしたら、答えは、シンガポールの人件費というのは時給三千円とか四千円なので機械化する意味があるんだけど、日本の時給は千五百円ぐらいなので人間でやらせた方が安いんだと、機械化のメリットがないという悲しい回答があったんですね。
ということは、そういうやっぱり労働力の評価を、時給とかそういうものを上げることがかえって技術革新につながるんじゃないかということも思ったりするんですが、参考人の御意見をお聞かせいただきたいと思います。
15
野上浩太郎(自民)
柴愼一君。
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16柴柴愼一(立憲)
立憲民主・無所属の柴です、柴愼一です。よろしくお願いいたします。
質問に入る前に、本日は三月十一日ということで、十五年前の今日、東日本大震災が発生しました。お亡くなりになられた方々の御霊がお安らかなることをお祈りするとともに、この十五年は節目ではあるけれども区切りではないという、そんな思いで被災地の復興再生にこれからも私も取り組んでいきたいというふうに思っております。
その上で、三名の参考人の先生方におかれては、各専門分野からの視点で貴重な御示唆をいただきました。本当に感謝申し上げます。
私、私自身は労働組合の出身ということで、今日のテーマは「日本…
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17宮宮川努学習院大学経済学部教授
どうも御質問ありがとうございます。
それでは、十九ページで私が何を考えていたかということを中心に御説明をさせていただきます。
今、いわゆるエッセンシャルワーカーと言われている方々の人材不足が言われています。一方で、先ほど御指摘があったように、コンサル系が人気があるということですけれども、既にアメリカではコンサル系の会社の失業者はどんどん増えております。コンサル系こそ最もAIで代替できる職業なわけですから、そうした職業は多分なくなるだろう。私も卒業いたしました東京大学ではコンサルに最近は就職する人が多いと言いますが、大体、東京大学で人気のある職業という…
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- (上の発言)
18柴柴愼一(立憲)
ありがとうございます。
続いて、吉川先生、参考人にお聞きします。
人口減少社会においても一人当たりGDPの成長で一定の経済成長なんかを生み出すことができるのではないかという御指摘もいただいたというふうに思います。そのためにはイノベーションが必要というお話だと思います。
あと、その一方、労働生産性をどう見るかということについてお聞きしたいと思います。
日本の労働生産性の低さが指摘されているということですが、生産性は、先ほども話あったとおり、付加価値を労働投入量で割ったものだということであれば、適正な付加価値の設定がされていないことに私は問題意識があります。先ほどの医療、介護とかの公定価格の話もあったのかもしれませんが、労働の価値に見合わない商品、サービスの価格となっているということ、スマイルゼロ円じゃないですけど、労働は投入ってただだということとか、デフレ下で安いことが正義だったということを含めて、そんなことが労働生産性の低さの要因の一つになっているんじゃないかということを一つお聞きしたいということと。
もう一つ、先日、参議院の派遣で海外調査に行ってまいりました。シンガポールとタイの港湾や物流施設を見てきたんです、行ってきたんです。無人化とか自動運転とか、すごい大規模に進んでいるんですね。日本の企業の子会社も視察をして、親会社よりも機械化が進んでいる状況を見たときに、なぜ子会社なのに親会社にそれ導入しないんですかって質問をしたら、答えは、シンガポールの人件費というのは時給三千円とか四千円なので機械化する意味があるんだけど、日本の時給は千五百円ぐらいなので人間でやらせた方が安いんだと、機械化のメリットがないという悲しい回答があったんですね。
ということは、そういうやっぱり労働力の評価を、時給とかそういうものを上げることがかえって技術革新につながるんじゃないかということも思ったりするんですが、参考人の御意見をお聞かせいただきたいと思います。
19吉吉川洋東京大学名誉教授
どうも御質問ありがとうございました。
お答えする順番がちょっと逆になるかもしれませんが、二番目の論点と関わるところでは、御存じの最低賃金の問題というのが分かりやすいんじゃないでしょうかね。
私は最低賃金もうちょっと上がっていいという考えなんですが、ただ、これには御存じのとおりの慎重論みたいなものもたくさんあるわけですけれども、しかし、マクロで見ると、やはりその賃金がある程度上がる、先生がおっしゃっているような、それに見合ったような生産性を生み出すというのが私は経営の役割だというふうに思うんですね。港湾労働者の場合、日本の現実でどういう問題があるのか。…
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20柴柴愼一(立憲)
済みません、大内参考人にも質問準備していたんですが、時間が参りましたので、これで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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野上浩太郎(自民)
かごしま彰宏君。
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