天野馨南子株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー

2026年3月4日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 36 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 117 発言)

今の若い方なんですけれども、東京一極集中が進んでいるので、地元に残っている若者によく聞かれることが多いんですけれども、出ていった方を止めたいのであれば、ちゃんと出ていった方に聞いていただきたいんですよ。

私、東京の研究所である利点を生かして、地方から来ていて東京在勤の方たちに調査をするわけですけど、圧倒的に地方との差でおっしゃるのは、やっぱりリモートに関する、雪深くて寒いのに地元は来いと言う、同じ仕事で東京は週二日リモートでいいよと言う、ここで決定的に負けてしまうんですよ。

ですので、女性ってやっぱり寒さを感じたりおトイレが近かったりとか、そういうのもあって、寒いということには非常に男性より敏感ですよね。それについても、やっぱり男性目線の正社員構造を持っておられると配慮が足りないとかいうことで、やっぱり空間的、時間的柔軟性ばっかり短時間勤務だとか何かおっしゃるんですけど、それだけじゃなくて、昨年の東京商工会議所と一緒にやらせていただいた若者のライフコースの調査ですね、東京在勤若者の調査では、結婚、子育てに一番好ましいと思う働き方ということで、トップ、六一%がリモートワークという状況になっておりますので、そこの採用というところを強めていただくだけでも大きく変わる。

これ、製造業の方が、うち製造業、工場、無理とおっしゃるんですけれども、製造業であっても人事も経理も総務もございますので、きちんと採用していっていただく、それから休暇申請などもアプリ化することによって若者の大人気になっている岩手の企業などもありますので、参考にしていただきたいなと思います。

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