家田仁政策研究大学院大学シニア・フェロー

2026年7月14日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

ありがとうございます。

人口が減ってきますし、大変な数なインフラを造ってきましたので、事態は非常に大変であることは間違いないですね。しかし、何も我が国だけが困っているわけじゃなくて、先進国はみんな同じ羽目にいます。しかも、人口密度規模からいったら、うちは決して少ない方じゃないんですよ。したがって、うちでできないんだったらよそもできないはずのところ、よそができているんだったらうちだってできるはず。しかも、ヨーロッパ、アメリカはうちよりも先に老朽化していますので、決して我々が、何というんでしょうかね、とんでもない宇宙人と戦っているわけではないと考えるべきだと思うんですね。

そのときに大事なのは、再三申し上げているように、国民の理解と協力ということになるんですが、その際には、単にこうだから分かってねということだけじゃなくて、参加していただくことが重要であります。

下水道について見ると、下水道の中に参加して一緒に直してねというわけにはなかなかいきませんので難しいんですが、例えば橋のメンテナンスなんていいますと、結構、地方で、住民の方と一緒に橋の上の泥を除去して水の通りを良くして、それでさびないようにする工夫とか、あるいは橋の高欄を住民と一緒にペンキを塗る工夫であるとか、そういう参加型のインフラマネジメントというのが結構人気なんですよね。

したがって、人々がそういうことを通じてインフラを我が事化、少しでもしていきますと、下水道だってその一環だよということになっていくと思うんですね。是非、そんなようなことを考えながら、勇気を出して前に進んでいくということが重要じゃないかと思っております。

以上です。

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