下斗米伸夫神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授

2026年5月27日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

伊勢崎議員、どうもありがとうございました。

いや、もう悩ましい問題でございます。朝鮮半島は比較的短いあれでございますが、少なくともそのドニエプル川、ドニエストル川、あの辺でどこかで線が引かれるとして、これは少なくとも千キロあるわけですよね。

まず、NATOの有志軍というのがおととしぐらいから言われておりますが、どう考えても、例えばイギリスが十七万しかいないのに五万も出せるわけない、イギリス、フランスで。これは物理的に不可能だということで、結局、そうすると、しかも、恐らくロシアがのまない、NATOそのものでは有志連合という形でも。じゃ、どこが代わりに出し得るかというと、これもまた問題であります。

ただ、非常に重要なのは、もうみんな誰も戦いたくないと、もうドローンが勝手に戦ってくれというのがゼレンスキーさんも含めたNATOの本音ですよね。逆に言うと、ドローンというのが、だから、逆に言うと停戦監視ドローンにもなり得るわけで、ですから、誰も戦いたくない、ウクライナ人、誰ももう疲れた、ロシア人たちの真ん中を機械が監視しているという非常にSFチックな解決方法もあるのか。まあこれはちょっと半分冗談でございますが。

もう一つはやっぱり、ブラジルだとか、それからBRICS諸国、インドネシアも含めまして、場合によってはサウジアラビア、イラン、こういったところも入って、まあNATOがこれにどういうふうに絡むのか私には分かりませんけれども、少なくともクアッドというのが、ヨーロッパとアジア、両方にクアッドがあるわけですから、クアッド同士がやっぱりきちんと話合いをしてやるという仕組みと、今度は中国が、少なくとも今度の首脳会談以降、国連で先ほどロシアの提案を支持するという文脈で中国も乗り出すということで、中国には労働力あるいは兵隊さんはあり得るので、停戦監視の枠組みをつくるということに期待したいということであります。

前後のやりとり

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