宮本雄二元駐中国特命全権大使/公益財団法人日中友好会館会長

2026年5月13日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

人それぞれといいますか、私どもなんかは外交をずっとやってきて、何が日本にとっていい外交かというのを考え続けてきて、それが、私が申し上げました日本の平和と繁栄と、これが日本のコンセンサスであろうと。

その平和と繁栄をいかにして実現するか。全体的な国の国家戦略があり、その中に外交が位置付けられて、その外交の中に対中関係が位置付けられて、そして、それをやっていくというふうに、それは私の頭の中の整理です。

しかし、だからといって、それ以外の考え方を排除するものでは全くありません。何ゆえにヨーロッパでグリーンの党が環境だけ重視していて、環境だけ重視してくると、そうすると、今度エネルギーのコストが逆に高くなるようになるんじゃないかとか、いろんな議論があるわけです。しかし、地球をきれいにしなきゃいけないということで、地球をきれいにするのが一番、自分にとって一番の利益だと。いや、利益じゃなくて価値だと思う人は、それでお進みになったらいかがですか。私は全然それに反対するつもりはありません。人権問題、何にも増して人権問題がもう世の中にとって一番大事だと。人権問題が中心の外交になってうれしいんじゃないでしょうか。それは私の立場とは違いますよ。しかし、一人一人の方がそれをやられることに対しては、私、いささかの異義を挟むつもりもありませんし、それもそれで立派な外交だと思います。

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