岩間陽子政策研究大学院大学教授

2026年3月4日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 75 発言)

ありがとうございます。

情報といってもいろいろなレベルがあると思いますので、今、神保参考人の方からインテリジェンスレベルのお話が少しあったんですけれども、お問合せになられたのは、むしろ一般の報道レベルの話も入っていたのかなと思います。

今、やはりニュースあるいは情報の媒体というものがすごくインターネットというものによって変わりつつあるという意識は持っています。既存の新聞あるいはテレビというものを通じた報道が必ずしも十分ではないという認識は私も持っています。

他方で、最近の若い方はほとんどテレビも持っていないし新聞も取っていないというような方々が多くて、別のインターネット経由の情報を頼っている人が増えているという現実があって、ただ、その世界においてはやはり様々な偽情報があるというそのことに対して、どうやってある種のそういう情報を自分で判断する力を付けていくのかということがとても重要だなという意識を持っています。

私自身も、神保参考人と同じように、学生に常に言うのは、一つだけの情報源で信用してはいけないと、常に複数のソースから確認を取るようにということと、常日頃から信頼できる情報源あるいは判断をくれるソースというのはどこかというのを持っておくことの重要性を言っています。特に、昨今のように世界的に混乱が広がっている場合、やはり一つの情報源というのはその情報源のバイアスというのが必ずありますから、やはり多角的な情報収集というのは非常に重要だと思います。

日本の場合、その場合に言語が障害になることが今までは多かったんですけれども、このところのAIの進歩というのは物すごくて、やはり翻訳能力というのはすごく上がってきているので、ただ、AIにはAIの癖とか、あるいはその情報操作というものはそこに関与する可能性があるので、そういう意味で日本語のAIをどういうふうにこれ作っていくかというのも日本の国家戦略の一つになってきかねない重要な問題だと思っていて、まだ非常に新しい問題なので私自身も方向性というのは見えていないんですけれども、是非皆様にもしっかり問題意識を持っていただいて、これから日本としてのAIの戦略というものを考えていっていただきたいと思います。

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