辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授

2026年3月9日・第221回国会 参議院 行政監視委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

これはまさに御指摘のとおりで、今日は何かぐじゃぐじゃ言うと分かりづらくなるので守りという言い方をしましたけど、守りという言い方をすると非常に誤解されやすいというのは御指摘のとおりだと思います。

私が、比較的分かりやすい例だとすると、例えば今、百床の病院が三か所に分かれてあるとすると、これに対して今やらなきゃならないのは、全体で二百床にするけど、一か所にまとめて大きな病院にして、そこでいろんな医療ができると同時に、診療所でしっかり対応できるようなものについてはオンラインでの一部診療なんかも含めて対処していくというような形で、全体として量は減らすけど、むしろ質は向上させていくと。病院も、個室なんかも造っていくというようなことなんかも含めて、より魅力のあるものを広域化と一部デジタルを使いながら活用していくというのがこの世界で考えたいことになります。

福祉の高度な相談のようなものも、対面で対処することも重要ですが、むしろ初期段階から専門の人にオンライン上対応してもらうというような形を使うことによってサービスが向上し得る余地もありまして、こういうようなものをしっかり使っていくというのがポイントだと思います。

ちなみに、教育関係は今世界の中でいろいろ評価が分かれていて、子供は影響力が大きいのでオンラインの効果が非常によく出るということで、これは積極的に進めていくべきだという説と、ただでさえ中毒みたくなっているのに、それに輪を掛けてやることによってむしろ弊害も大きいんじゃないかというのも二つあって、各団体としては、そのオンラインを含めて教育にどう取り組むかというのが一番工夫のしどころになっているんじゃないかと思いまして、それに対してこうすればうまくいくというのはなかなかすぐアイデアとして今は持ち合わせておりません。

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