ありがとうございます。
そのような推定値というのも非常に参考になると思うんですけれども、そもそも論で、私毎回言うんですが、やはり絶対リスクというものを一緒に示していただかないと、国民の方も、また医師の方も医療機関もそれで判断していけると思いますので、今後は是非並列して併記していただければと思います。
次に、費用対効果についてお伺いします。
この抗体製剤というのは一般的に非常に高額になりやすいと承知しております。健康な乳児を含む全乳児にこの高額な抗体製剤を投与する場合、公費負担は相当な規模になると考えられます。
先ほど三百億という計算がちょっと出ていたと思うんですけれども、この厚生労働科学研究による費用対効果分析では、一定の前提条件の下で抗体製剤を全員に投与する場合、非接種と比較したICERは六百四十三万八千円・パー・QALYとされております。一般的にICERは約五百万円以下なら費用対効果が良好と評価されているものですから、六百四十三万八千円は十分に費用対効果が高いとは言えない水準と思っております。厚生労働省の資料でも、この結果について、費用対効果の観点からは検討を要するとされております。審議会ですね、この結果は。
そこでお伺いします。
厚生労働省は、この評価結果を今後の対象者と投与方法の判断にどのように反映するのでしょうか。健康な乳児を含む全乳児への投与を定期接種として位置付けるのであれば、その合理性をどのように御説明するのでしょうか。
87鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
先生が御指摘のこの数というもの、割合については、基礎疾患の有無であるとか基礎疾患のない正期産児の割合、こうしたものについては現在把握していないと申し上げました。
一方で、私ども、昨年四月に国立健康危機管理研究機構、JIHSが新しく立ち上がっておりまして、そうした中で感染症に関しましてはリスク評価というものを行っております。そうした形で必要に応じてリスク評価を私どもからもお願いしますし、彼らも自らがリスク評価を行う、こうした体制を進めておりますので、そうしたようなことも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。
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88
岩本麻奈(参政)
是非進めていただければと思います。
次に、入院予防効果についてお伺いします。
HARMONY試験では、RSウイルス感染症による入院予防効果について、八割を超える有効性が示されております。
公表された実数では、手元の資料だったんですが、非投与群は四千二十一人中六十人、投与群は四千三十七人中十一人でした。この実数から単純に計算すると、入院率は約一・四九%から約〇・二七%へ確かに低下はしておりますが、この絶対リスク減少は約一・二二ポイント。
要するに、入院一件を防ぐために必要な投与人数、いわゆるNNT、ナンバー・ニーデッド・ツー・トリートですね、は約八…
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89鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
御指摘の臨床試験における主要評価項目であるRSウイルス下気道感染による入院に関して、ベイフォータス投与による絶対リスク減少値は、先生御指摘のとおり、一・二二ポイント、また、NNT、こちらは約八十二人との計算に異論はございません。
なお、ベイフォータスの投与により乳幼児におけるRSウイルス感染による肺炎などの重症の感染症を予防することができ、全ての新生児に対してベイフォータスを投与した場合には、絶対リスク減少値を、年間の出生者数、こちらを単純に当てはめて計算いたしますと、年間約八千二百人の児のRSウイルス下気道感染による入院を予防…
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- (上の発言)
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岩本麻奈(参政)
ありがとうございます。
そのような推定値というのも非常に参考になると思うんですけれども、そもそも論で、私毎回言うんですが、やはり絶対リスクというものを一緒に示していただかないと、国民の方も、また医師の方も医療機関もそれで判断していけると思いますので、今後は是非並列して併記していただければと思います。
次に、費用対効果についてお伺いします。
この抗体製剤というのは一般的に非常に高額になりやすいと承知しております。健康な乳児を含む全乳児にこの高額な抗体製剤を投与する場合、公費負担は相当な規模になると考えられます。
先ほど三百億という計算がちょっと出ていたと思うんですけれども、この厚生労働科学研究による費用対効果分析では、一定の前提条件の下で抗体製剤を全員に投与する場合、非接種と比較したICERは六百四十三万八千円・パー・QALYとされております。一般的にICERは約五百万円以下なら費用対効果が良好と評価されているものですから、六百四十三万八千円は十分に費用対効果が高いとは言えない水準と思っております。厚生労働省の資料でも、この結果について、費用対効果の観点からは検討を要するとされております。審議会ですね、この結果は。
そこでお伺いします。
厚生労働省は、この評価結果を今後の対象者と投与方法の判断にどのように反映するのでしょうか。健康な乳児を含む全乳児への投与を定期接種として位置付けるのであれば、その合理性をどのように御説明するのでしょうか。
91鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
お尋ねの費用対効果分析の結果、先ほど先生、ICERが六百四十三・八万円・パー・QALYとお話がございましたが、そうした結果も踏まえまして、昨年十月の審議会におきまして、ベイフォータスに関する技術的検討が行われておりまして、費用対効果分析の結果については必要に応じて引き続き検討することとされたところでございます。
個別の製剤に係る具体的な対象者等につきましては、御指摘の費用対効果の観点も含めて、本改正後の審議会における定期接種化に向けた検討の中で改めて議論いただくものというふうに承知しております。
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岩本麻奈(参政)
ありがとうございます。
このICERは、今回のこの六百四十三万もたしか四・五万円での計算だったと思います。ということは、今後これが上昇する可能性もあるのではないかと思います。さらに、やはり、私自身は母子免疫ワクチンの方も別に賛成をするという立場ではないんですけれども、こちらの方が費用対効果からいけばどの段階でもはるかに費用対効果がいいという結果になっております。
このように、そうですね、今回の費用対効果結果、評価では全乳児への投与と重症化リスクの高い乳児に限定した投与というのをやはり比べるべきではないかと思うのですけれども、これは政策上、実際に比較検…
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93鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
先生の方から価格のお話、そしてまた母子免疫ワクチンが既に導入されているというお話がございました。価格につきましては、既に御説明させていただきましたとおり、企業からのヒアリングなどで四万五千円ということで、私ども、そうしたことでベースに費用対効果を計算しているところでございます。
また、先生御指摘の母子免疫ワクチン、今年の四月から入っておりますので、そうした動向も踏まえながら、こうした費用対効果について検討がなされるものと。これも、そうしたことも含めまして、本改正後、もし改正をお認めいただけるのであれば、そうした改正後の審議会にお…
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