かまやち敏 (自由民主党)

2026年7月23日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 9 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 135 発言)

どうもありがとうございました。

これまで予防接種で使用されていましたワクチンというのは、それを投与することによって体内で抗体を産生して、それによって疾病の予防やあるいは重症化を防ぐという、そういうものでありました。

今回、今、大臣また政府参考人から御説明があったように、医学の進歩に伴って、モノクローナル抗体という製剤で、抗体製剤を直接投与することによって、比較的長い期間、数か月、五か月とか六か月とか効果の持続を期待するという内容だというふうに承知をしております。

まず、この今対象になるRSウイルス感染症というのは、御案内のとおりかとは思いますけれども、もうごくありふれたウイルスで、多くの方がもう一生の間に何度もこのウイルスには感染をすると考えられていますが、一方で、生後間もなく、六か月ぐらいまでの間にこのウイルスに感染すると非常に重篤な肺炎、細気管支炎を併発することが一定数見られまして、決してまれではなく見られていて、私も小児科医でありますが、小児科の領域としては非常に重篤になる、非常にリスクの高い病気だというふうに承知をしています。それが、モノクローナル抗体で、かつ、ある期間持続して効果が期待できるというのは大変大きな進歩だと思います。

これまでにも同様のモノクローナル抗体の製剤も入手可能でありましたけれども、これは月に一回くらいの接種をシーズンの間繰り返さなければならないということがありました。RSウイルス感染症の流行の時期というのもこれ様々なので、地域における流行の状況を感染症サーベイランスによって把握して、そして流行が上がってきたなというところで投与をするということで、主に基礎疾患を有する、あるいは非常に出生時の体重が低体重の方を対象にこれまで接種してきたという経緯があります。

さて、それで、御質問申し上げたい点は、このRSウイルスの感染症に対して、母親の妊娠中に接種をすることによって出生後の子供の感染を予防又は重症化を防ぐという製剤がありまして、これは既に今年の四月から予防接種法に基づく定期接種として実施されているものがあります。この現在の使われている母子の感染予防のワクチンと、それから今回の抗体製剤との使い分けとかあるいは関係性とかというのを今後検討していくことになるだろうと思うんですけれども、その辺りの経緯を教えていただけますか。

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