佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 107 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えいたします。

まずは、御指摘のいわゆる人工子宮でございますけれども、今の時点で科学的にどういうふうに考えるかということを申し上げますと、胎児を体外、体の外で成長させられるような技術は、委員御指摘いただいたように、現時点では実現しておりません。これをちょっとどういうふうに分解するかというと、ヒト胚の段階があって、その一の個体まで完全に発育させるまでにはどのような環境を再現しなければならないのか、そこのところが細かく分解、整理できていないので、人工子宮が今科学的には実現できていないし、そもそも研究的にもかなりまだ発展途上の段階にあります。

一方で、人工子宮の実現可能性がいずれかのときにはあるだろうということの場合は、今回法案をお示しいただいたときと同様に、まずは、研究者のみならず様々な立場の方から構成される有識者会議を構成して、そこで、科学的評価に加え、倫理的な評価、さらには諸外国の法整備状況との比較検討、こういったものを踏まえて本法案の適用対象の拡大を検討する必要があるものと承知しております。

ですので、先ほど来大臣から申し上げたとおり、様々な今後の情報収集を行ってまいりますので、その中で委員御指摘のようなケースについても対応できるようにしてまいりたいと考えております。

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