民間委託の前は八名の定員だったんですね。欠員が生じたの何のという経過もあって現在五名の定員になってしまっています。船舶職員五人の定員に対して、二名プラスして七名などという、こういう安易な経過ではないわけです。船舶職員が確保できないからと直営をやめるなどということは、これから先も通用しないし、あってはならないということを申し上げておきたいと思います。
そして、大島は離島がゆえに、民間委託の官用船の欠航により職員が通勤できない場合、在園者の医療、介護、生活に著しい支障が生じることになります。ところが、翌日欠航が見込まれる場合、翌日の勤務のために大島に滞在をすると、現行の賃金制度では残業時間のみの超過勤務手当しか支給されません。一方、欠航によって通勤できなかった場合には特別休暇扱いになります。結果、欠航が見込まれる場合に大島に滞在する職員というのはごく限られていて、現場の職員数の確保に困難を来しています。
今日明日も大変心配なんですけれども、平成十六年に台風十六号が四国を直撃しました。地盤の低いセンターに浸水が発生した際にも、島で待機をしていた職員で力を合わせて入所者を病棟まで誘導して、全員被害なく救助することができました。直近でも、今年五月一日、そして六月二日、悪天候によって船が欠航したときも、使命感や責任感のある看護師や介護員が志願するという形で島で待機をいたしました。
台風や荒天状況などで非常時の現場は、職員の善意のみに支えられています。欠航などで大島青松園で勤務する職員が出勤できなくなれば、入所者の生活にどのような支障が生じると認識をされていますか。
173大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
お答え申し上げます。
まさに先生のおっしゃるとおり、御地元中心にもう長い目で見て永続化ということは議論していかなければならないと思っております。
先ほど御答弁申し上げましたように、今、奄美では、市長が先頭に立って、自治会、また園と、それから御地元での会議体が立ち上がって、これから議論を進めるところと伺っております。その進捗を踏まえつつ、また別の機会に統一交渉団とも協議の場を持っておりますので、私どもとはよくお話合いをさせていただきたいと思っております。
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白川容子(共産)
私はやっぱり国の責任だと思うんです。奄美などはとりわけ条件もあるのですから、厚労省が地元自治体に対してもお願いに行くぐらいにならなければならないと思っています。入所者が六名になったということもあって、奄美での永続化への決断は待ったなしの課題です。入所者も職員も将来不安が募っています。この不安を取り除くことが国の責任だと思います。国は主体になるつもりで取り組む必要があるということを強く要望しておきます。
それから、もう一つ具体的に、香川県の大島青松園なんですけれども、今入所者が二十九人になりました。平均年齢は八十八・五歳。これ、大島青松園は唯一の離島です…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
大島青松園は離島に立地をしておりますので、入所者や面会者にとっては船舶が唯一の移動手段であります。入所者や面会者を乗せる官用船については、これからも安定的に運航することが重要だと認識をしております。
令和八年四月にも新たに二名の船員を採用したところです。船長等の定年退職なども見据えて、必要な採用活動や、あるいは船長に実務経験を積ませるなど、船員ですね、船員に実務経験を積ませるなど、必要な取組を行ってまいりたいと考えております。
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- (上の発言)
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白川容子(共産)
民間委託の前は八名の定員だったんですね。欠員が生じたの何のという経過もあって現在五名の定員になってしまっています。船舶職員五人の定員に対して、二名プラスして七名などという、こういう安易な経過ではないわけです。船舶職員が確保できないからと直営をやめるなどということは、これから先も通用しないし、あってはならないということを申し上げておきたいと思います。
そして、大島は離島がゆえに、民間委託の官用船の欠航により職員が通勤できない場合、在園者の医療、介護、生活に著しい支障が生じることになります。ところが、翌日欠航が見込まれる場合、翌日の勤務のために大島に滞在をすると、現行の賃金制度では残業時間のみの超過勤務手当しか支給されません。一方、欠航によって通勤できなかった場合には特別休暇扱いになります。結果、欠航が見込まれる場合に大島に滞在する職員というのはごく限られていて、現場の職員数の確保に困難を来しています。
今日明日も大変心配なんですけれども、平成十六年に台風十六号が四国を直撃しました。地盤の低いセンターに浸水が発生した際にも、島で待機をしていた職員で力を合わせて入所者を病棟まで誘導して、全員被害なく救助することができました。直近でも、今年五月一日、そして六月二日、悪天候によって船が欠航したときも、使命感や責任感のある看護師や介護員が志願するという形で島で待機をいたしました。
台風や荒天状況などで非常時の現場は、職員の善意のみに支えられています。欠航などで大島青松園で勤務する職員が出勤できなくなれば、入所者の生活にどのような支障が生じると認識をされていますか。
177森森光敬子厚生労働省医政局長
お答え申し上げます。
離島に所在します大島青松園は、島外との往来手段が船舶のみになっておりまして、船便の欠航により職員が出勤できない場合には、食事の介助を要する入所者への食事の提供ができなくなる、また寝返りに介助を要する入所者への体位交換ができなくなるなどの支障が生じることがあると考えております。
厚生労働省としましては、悪天候等により船便が欠航する場合においてもこのような支障が生じないように、必要な療養環境の確保に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
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白川容子(共産)
入所者自治会も、それから全療協、そして統一交渉団もこの待機手当を求め続けています。これは、隔離政策の国の国策の下で離島に療養所を造った国の責任が問われる大きな問題です。
人事院にお聞きします。職員の待機により入所者の生活や安全の確保にもつながっていることから、待機手当の支給など職員の役割に見合った処遇が必要だと思いますが、どうお考えでしょうか。
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179植植村隆生人事院事務総局給与局次長
お答えいたします。
職員の職務や職責、勤労条件の特殊性を踏まえた処遇の確保は重要な課題と考えてございます。
また、国立ハンセン病療養所の人材確保の重要性についても認識をしております。大島青松園につきましても、勤務の実情等を厚生労働省から丁寧にお伺いしながら、引き続き職員の適正な処遇の確保に努めてまいります。
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