白川容子 (日本共産党)

2026年6月25日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 170 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

昨年も、天畠委員の質問に、臨時国会で上野大臣、同じような答弁をなさいました。

しかし、今、現実問題として、鹿児島県の奄美大島にあります奄美和光園、もう既に、入所者の皆さん、現在六人になっています。国立ハンセン病療養所で最も規模の小さな施設です。和光園の永続化の問題、具体化することというのが、私も一刻の猶予も許されない喫緊の課題だというふうに思っているわけなんです。

和光園は、永続化を図る上で極めて有利な条件を有していると思います。和光トンネルの開通で市街の中心地から車で十分足らずという条件、しかも、長年にわたって皮膚科診療を地域に開放して、年間三千人超える、こういう外来診療の実績を上げ、大島郡における皮膚科診療の中核病院としての地位を確立をしています。療養所の永続化を図る上で、医療機関としての存続という前提を十分にクリアできているというふうに思うんです。地域住民からも必要とされ、奄美和光園は永続化を実現していく上でどこよりも有利な条件を有しています。

地元医師会も、宿直医の派遣等、日常的に様々な協力を続けてこられました。私も参加をしたんですけれども、五月に奄美市で行われたハンセン病問題市民学会の分科会で医師会長登場されまして、立派なこの和光園の施設を生かして包括的な医療、福祉のエリアとして使えたらというふうに発言もされていました。市長もこの問題に非常に熱心で、市民学会にももう朝から晩までずっと参加をされていました。

そして、令和六年七月五日、全会一致で上げられた奄美市議会からの国立療養所奄美和光園の医療・福祉の充実と将来構想の確立を求める意見書でも、和光園を地域住民の医療・福祉施設として永続化するよう、ハンセン病問題基本法の改正等必要な措置を講じることとして、奄美和光園の永続化、間違いなく地元の総意になっていると私は感じています。

厚労省、そして奄美市、奄美和光園、統一交渉団による協議会をすぐさま開催をするべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

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