お答えいたします。
いわゆる医療費通知は、御自身や御家族の健康への意識向上に加え、医療保険財政との関係について意識をお持ちいただくため、それぞれの保険者で取り組まれております。
その上で、委員から御紹介いただきましたように、現行でもDVとか虐待等の被害者の方に配慮して、被保険者宛ての医療費通知にはその被害者の方に係る情報を記載しないことを保険者に求めるなど、個人情報に配慮した取組を行ってございます。
その上で、委員の御指摘は、その配慮対象者にDV等の被害者だけじゃなくてお子さん、それ、しかも特定の診療科というのが念頭にあるかと思いますが、そういう新しい御提案をいただいたというふうに考えております。そのようなお声があることについて、御指摘としては受け止めたいと思います。
他方で、やはり子供のそういう、何というんでしょうか、虐待みたいなそういうカテゴライズされたものではなくて、特定の診療科を念頭に置いたものだとすると、お子さんのその養育、保護を行う保護者が扶養義務のあるお子さんの健康状態を把握できなくなる。健全な成長という観点からも課題がないかどうかといった点についてもやはり留意が必要だとは考えております。
現時点では、今委員から御質問のありましたような医療費通知が、そういう若い世代のですね、対して受診行動に与える影響についての実態と、あるいはそういう研究というものは行っておらないところでございますけれども、委員から大変デリケート、かつ、限界事例といいますか、大変難しい事例について課題提起をいただいたと考えておりますので、いろいろと課題ございますけれども、例えばそのような声が寄せられたことはあるかどうかなど保険者から意見をお聞きするなど、各保険者における運用の現状についても研究していきたいというふうに考えております。
117
川村雄大(公明)
分かりました。ありがとうございます。
相談センターというのは、あくまで相談支援でありまして、その場で医療を提供するというものではないと思います。その場で例えば緊急避妊薬を処方できるとか、抗菌薬処方できるとか、医療と一体的な体制ではありません。
次いで、医療への接続について伺いますけれども、この性と健康の相談センター事業の相談窓口から必要と判断された場合には、医療機関の受診を紹介するということは行われているんでしょうか。
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118竹竹林悟史こども家庭庁長官官房審議官
お答え申し上げます。
性と相談の、失礼いたしました、性と健康の相談センター事業におきましては、月経、性感染症、妊娠などを含め、思春期における性や健康に関する様々な悩みを有する方に対し相談支援を行っています。相談者の相談内容に応じまして、医療機関における対応が必要と考えられる場合には、相談者の意向等を踏まえ、受診の勧奨を行うなど、適切な対応が行われているものと承知をしております。
なお、妊娠や性感染症などで悩んでいる若者や特定妊婦の方につきましては、必要に応じて産科等への医療機関への同行支援なども実施しているところです。
この発言のページ
119
川村雄大(公明)
ありがとうございます。分かりました。ありがとうございます。
つまり、性と健康の相談センター窓口に相談した事実というのは、当然に保護者に伝わるものではないものの、一旦医療へ接続してしまうと、そこから先は医療費の通知等を通じて保護者に伝わってしまうため、アクセスしづらいんだという難しさが依然として残るということが当事者の方からの声でございます。
子供、若者が保険診療を受けますと、子の保護者である被保険者に医療機関名などが分かる可能性があるという問題について伺いますけれども、例えば現行制度においても、夫婦間のDVなどの事案については、申出により医療費通知に…
この発言のページ
- (上の発言)
120間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
いわゆる医療費通知は、御自身や御家族の健康への意識向上に加え、医療保険財政との関係について意識をお持ちいただくため、それぞれの保険者で取り組まれております。
その上で、委員から御紹介いただきましたように、現行でもDVとか虐待等の被害者の方に配慮して、被保険者宛ての医療費通知にはその被害者の方に係る情報を記載しないことを保険者に求めるなど、個人情報に配慮した取組を行ってございます。
その上で、委員の御指摘は、その配慮対象者にDV等の被害者だけじゃなくてお子さん、それ、しかも特定の診療科というのが念頭にあるかと思いますが、そういう新しい御提案をいただいたというふうに考えております。そのようなお声があることについて、御指摘としては受け止めたいと思います。
他方で、やはり子供のそういう、何というんでしょうか、虐待みたいなそういうカテゴライズされたものではなくて、特定の診療科を念頭に置いたものだとすると、お子さんのその養育、保護を行う保護者が扶養義務のあるお子さんの健康状態を把握できなくなる。健全な成長という観点からも課題がないかどうかといった点についてもやはり留意が必要だとは考えております。
現時点では、今委員から御質問のありましたような医療費通知が、そういう若い世代のですね、対して受診行動に与える影響についての実態と、あるいはそういう研究というものは行っておらないところでございますけれども、委員から大変デリケート、かつ、限界事例といいますか、大変難しい事例について課題提起をいただいたと考えておりますので、いろいろと課題ございますけれども、例えばそのような声が寄せられたことはあるかどうかなど保険者から意見をお聞きするなど、各保険者における運用の現状についても研究していきたいというふうに考えております。
121
川村雄大(公明)
局長、大変におもんぱかっていただいた御答弁、ありがとうございます。
まさに、私もこれ、本当にこの声をいただいたときに、私も十代の娘が二人いる父としても、ああ、本当にそういうことだなと思った次第でありまして、まさに親に知られたくない、親に相談したくない、けど医療にかかりたいという若者がいるということ、これをまず認識すべきだというふうに考えております。
そして、困難を抱えた子供、若者の中には、必要な医療にアクセスできさえすれば守れるケースがあるのではないかというふうに考えております。まさに今局長おっしゃったように、これはもう十代の若者の知られたくない権利…
この発言のページ
122森森光敬子厚生労働省医政局長
お答え申し上げます。
いわゆるユースクリニックにつきましては、民間団体等が中心になり、妊娠や避妊、性感染症等に関する若者からの相談支援に取り組んでいるというものだというふうに承知しております。
その上で、議員が御指摘されたとおり、困難を抱える若者も含めて、国民が必要な医療に適切にアクセスできる、こういう環境を整えるということは重要だと考えております。例えば、こども家庭庁においては、性と妊娠に関する悩みなど、生涯にわたる健康に関する相談支援を推進するために、先ほど御紹介にありました性と健康の相談センター事業を実施しておりまして、保健所等に設置されたセン…
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川村雄大(公明)
大変にありがとうございます。
私、東京選出でありますけれども、東京都ではまさにそういった取組をする医療機関に対しての補助事業というのを今まさにやっているところでございまして、こちらについても、東京都の方にも私もいろいろ実態をお聞かせいただきながら深めていきたいと思っております。ありがとうございました。
質疑時間が残り三十秒程度になってしまいましたので、済みません、残余の質問を用意したんですけれども、御答弁も用意いただきましたけれども、次回委員会がありましたら、そのときに質疑させていただければと思います。
以上で終わります。
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