白川容子 (日本共産党)

2026年6月9日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 218 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 244 発言)

ありがとうございました。

戦没者遺骨のDNA鑑定、非常に高度かつ専門性の高い作業が必要な中で、連携して御尽力をいただいております信州大学などに心からの感謝と敬意を表したいと思います。

本当に大変な仕事だというふうに思うんですけれども、ただ、検体数一万七千二百六十九に対して、御遺族に返還できた件数というのが千二百八十四ということですから、割合にすると約七%ぐらいでしょうか、九割以上が返還できていないということになります。また、鑑定機関数も近年減少しています。

今年の八月を迎えれば、戦後から八十一年です。厚労省は、アジア太平洋戦争による戦没者数が三百十万人であるというふうに公表しており、このうち海外における戦没者が約二百四十万人だと公表しています。

一九五二年に衆議院と参議院で決議をし、近年では二〇一六年に成立をした遺骨収集推進法に基づいて、二〇二九年度までを集中実施期間として遺骨収容を進めてきたわけですけれども、まだ半数近い百十二万人分の遺骨が未収容です。しかも、ここ十か年度の収容遺骨数、この十年で三千九百八十一と、遅々として進んでいない状況が続いていると思うんですね。

戦没者の御遺族の高齢化が進行していて、速やかな遺骨の収集と御遺族への返還が求められています。どういう問題があって今ここまで進まないのか、また今後どう解決をしていくのかをお尋ねをしたいと思います。

前後のやりとり

214の発言を見る

222の発言を見る