お答えいたします。
去年のですね、昨年の予算案での審議のときの議論を思い返しますと、昨年の案は、月額上限について、今まさにその大ぐくりな所得区分であるがゆえにだんとこう上がるところがあると。今委員が御指摘になられた七百七十万超えたところなんかもそうだったわけですけれども、そこについてもっと所得細分化して階段をつくっていって、まあリニアとまでは言いませんけれども、ある程度そのなだらか、なだらかというか、リニアに上がっていくような、そういう仕組みを御提案しましたところ、大変厳しい御指摘もいただいたわけでございます。
そういった議論も踏まえての今回の議論につきましては、この年間上限の金額の設定に関しては、長期療養者の方の負担額が現行よりも増加しないよう、昨年の議論におきましても、特に多数回該当についてこれ大事だよねというような御指摘が非常に重点的にあったかと思います。こうしたことを踏まえて、現行の所得区分を前提とした制度設計をした上で、長期療養者の負担に配慮すべきという専門委員会における議論を踏まえたものでございます。その上で、今委員御指摘になられましたように、制度設計のつくり方については、専門委員会におきましても、この所得区分の在り方については今後の課題だというような指摘もいただいてございます。
いずれにしても、高額療養費に限った話ではありませんけれども、この社会経済情勢も変化してございます。全世代型社会保障の構築という観点からは、医療保険制度全体についても、その在り方について不断の検証が必要だという点は専門委員会の中でも認識をされたところでございます。
ただいまの御指摘の点につきましては、この応能負担をもう少しこう、こんなに段ができないようにした方がいいんじゃないかという御指摘も含めて、制度のあるべき姿については今後も研究を重ねていきたいというふうに思います。
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小西洋之(立憲)
いや、受診抑制って生じないんですかね。これ、私も今ちょっと苦笑いで申し上げたんですが、これは生じるんだと思うんですね。それは見直しの前からやっぱり生じていて、そういう意味で、我々、我が国の国民皆保険制度に大きな課題があったということなんだと思うんですけれども。
ちょっと、問いの三番、大臣に伺いますけれども、さっき言った国民皆保険制度の趣旨、憲法二十五条との関係にも関わる問題、質問なんですけれども、年収二百万円の人と三百万円の人と四百万円の人と、あと七百七十万円の人が同じ年額上限、五十三万円なんですよね。
こういう制度の在り方が、誰もが直面する疾病や事…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
繰り返しになって恐縮でございますが、現在、もう委員よく御案内のとおりでございますが、現在の制度を起点としてこの制度設計を考えております。したがいまして、月額上限に関しましては、応能負担の観点からこれは細分化を行う。その一方で、新たに創設をする年間上限につきましては、今よりも負担額が増加をしないように所得区分をそのままにするという考え方で今回改正を進めてまいりました。
もちろん、委員御指摘の点は我々も十分認識をしておりますが、あくまでこれまでの制度を起点として、長期療養者の皆様に更なる負担をお掛けをしない、そういった観点から制度設計をさせていただいている…
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小西洋之(立憲)
現在の制度を起点としてと言っていたんですけれども、現在の制度の延長で考えるんだったら、新しい上野大臣要らなくなっちゃうんで、前の大臣でいいことになっちゃいますから、上野大臣は衆議院の筆頭理事としてこの高療費の問題について昨年の国会で参議院の予算修正を受けて活躍をされた方であられるので、今回の法案審議の中でまたこれを契機として制度の抜本見直しを上野大臣の手でやっていただきたいと思うんですが、ちょっと今の同じ観点で質問で、今度政府参考人の方に聞きますけれども、この年額上限です。
今回新しく導入した制度で、厚労省も限られた制約の中で頑張ってこういう制度をつく…
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- (上の発言)
62間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
去年のですね、昨年の予算案での審議のときの議論を思い返しますと、昨年の案は、月額上限について、今まさにその大ぐくりな所得区分であるがゆえにだんとこう上がるところがあると。今委員が御指摘になられた七百七十万超えたところなんかもそうだったわけですけれども、そこについてもっと所得細分化して階段をつくっていって、まあリニアとまでは言いませんけれども、ある程度そのなだらか、なだらかというか、リニアに上がっていくような、そういう仕組みを御提案しましたところ、大変厳しい御指摘もいただいたわけでございます。
そういった議論も踏まえての今回の議論につきましては、この年間上限の金額の設定に関しては、長期療養者の方の負担額が現行よりも増加しないよう、昨年の議論におきましても、特に多数回該当についてこれ大事だよねというような御指摘が非常に重点的にあったかと思います。こうしたことを踏まえて、現行の所得区分を前提とした制度設計をした上で、長期療養者の負担に配慮すべきという専門委員会における議論を踏まえたものでございます。その上で、今委員御指摘になられましたように、制度設計のつくり方については、専門委員会におきましても、この所得区分の在り方については今後の課題だというような指摘もいただいてございます。
いずれにしても、高額療養費に限った話ではありませんけれども、この社会経済情勢も変化してございます。全世代型社会保障の構築という観点からは、医療保険制度全体についても、その在り方について不断の検証が必要だという点は専門委員会の中でも認識をされたところでございます。
ただいまの御指摘の点につきましては、この応能負担をもう少しこう、こんなに段ができないようにした方がいいんじゃないかという御指摘も含めて、制度のあるべき姿については今後も研究を重ねていきたいというふうに思います。
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小西洋之(立憲)
ちょっと大臣に。
じゃ、今、やっぱりこの制度としては今後政令でつくられるんでしょうけれども、あっ、そうか、大事なことを聞かないといけないですね。ちょっとその政令について質問するんですが、問いの十一番なんですけれども、あっ、ごめんなさい、問いの十一番じゃなくて別の問いだと思うんですが、この高療費の見直しは政令で措置されるわけなんですけれども、その政令の射程なんですが、今年の八月から、今、この高療費の見直しでこれ二段階にやることになっていますけれども、今年の八月から施行する部分と令和九年の、来年の八月から施行する部分があるんですが、それを一つの政令でまとめ…
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64間間隆一郎厚生労働省保険局長
今回の高額療養費の見直しは、委員御指摘のように、令和八年八月実施分と令和八年九月と二段階でございますけれども、これは全体としてパッケージとして実施するものだというふうに政府としては考えてございます。
それの実際の政令改正のやり方については現在政府部内で調整中ということでございますが、そういうパッケージのものであるということを踏まえたものとして検討をしているということでございます。
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小西洋之(立憲)
パッケージというのを踏まえて検討するということは、令和九年八月の負担増の部分も一つの政令で、一つの政令というのは、今年の八月から新しい制度に、今、政府はしてと言っていますから、八月までに作られる政令の中で、来年、令和九年八月のものについても措置すると、そういうことを検討しているということでよろしいですか。
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