間隆一郎厚生労働省保険局長

2026年5月14日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 343 発言)

お答えいたします。

去年のですね、昨年の予算案での審議のときの議論を思い返しますと、昨年の案は、月額上限について、今まさにその大ぐくりな所得区分であるがゆえにだんとこう上がるところがあると。今委員が御指摘になられた七百七十万超えたところなんかもそうだったわけですけれども、そこについてもっと所得細分化して階段をつくっていって、まあリニアとまでは言いませんけれども、ある程度そのなだらか、なだらかというか、リニアに上がっていくような、そういう仕組みを御提案しましたところ、大変厳しい御指摘もいただいたわけでございます。

そういった議論も踏まえての今回の議論につきましては、この年間上限の金額の設定に関しては、長期療養者の方の負担額が現行よりも増加しないよう、昨年の議論におきましても、特に多数回該当についてこれ大事だよねというような御指摘が非常に重点的にあったかと思います。こうしたことを踏まえて、現行の所得区分を前提とした制度設計をした上で、長期療養者の負担に配慮すべきという専門委員会における議論を踏まえたものでございます。その上で、今委員御指摘になられましたように、制度設計のつくり方については、専門委員会におきましても、この所得区分の在り方については今後の課題だというような指摘もいただいてございます。

いずれにしても、高額療養費に限った話ではありませんけれども、この社会経済情勢も変化してございます。全世代型社会保障の構築という観点からは、医療保険制度全体についても、その在り方について不断の検証が必要だという点は専門委員会の中でも認識をされたところでございます。

ただいまの御指摘の点につきましては、この応能負担をもう少しこう、こんなに段ができないようにした方がいいんじゃないかという御指摘も含めて、制度のあるべき姿については今後も研究を重ねていきたいというふうに思います。

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