鹿沼均厚生労働省社会・援護局長

2026年4月2日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 109 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 228 発言)

今お話のありました介護福祉士養成施設の卒業者に対する国家試験義務付けに係る経過措置につきましては、既に現行制度においても、日本人、外国人問わず、国籍を問わず、令和八年度卒業生まで適用される措置とされておりますし、また、令和九年度以降どうするかにつきましては関係者の間に様々な御意見があるというふうに承知をしております。

昨年十二月に社会保障審議会の福祉部会の報告書を取りまとめましたが、その中でもまさに両論が出ておりまして、資格の質の担保、専門性の向上等の観点から終了すべきという意見、また、介護福祉士養成施設の入学者、介護人材確保等の観点から延長すべきといった意見、人材の質、量の両面での検討が必要であり本経過措置を延長するか否かという二者択一の議論だけでは不十分であるといった意見、こういった様々な種々の意見を十分に踏まえつつ必要な対応を講じられたいというふうにされているところでございます。

私どもといたしましては、この報告書を踏まえ、今後の経過措置の在り方について現在最終的な検討、調整を進めているところであり、その際の視点として、御指摘に質の確保というお話がございましたが、御指摘のようなそういった質の確保という点も当然考慮しながら対応していきたいというふうに考えております。

なお、現行制度においても、介護福祉士養成施設の課程修了により、介護現場で必要とされる知識や技能を一定程度修得して現場で御活躍いただいているものと考えておりますが、教育の質を向上し、養成施設に通う学生の国家試験受験・合格率を高めていくことが重要でありますので、引き続き、教育の質の向上に係る取組、学生の国家試験の合格に向けた支援、こういったものにしっかりと取り組んでいきたい、このように思っております。

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