参政党の宮出千慧です。
昨年の臨時会では国土交通委員会に所属をしておりましたが、この特別会から厚生労働委員会の所属となりました。今日が厚生労働委員会での初めての質疑となります。委員の皆様におかれましては、御指導のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。
少し私自身のことをお話をさせていただきます。
私が政治を志したきっかけには、間違いなく母との関係がありました。私の母は働く女性でありまして、私は幼い頃から保育園に預けられて育ちました。帰りがいつも最後だったんですけれども、母ともっと一緒にいたいなという寂しさを感じながらも、でも、一方で、毎日一生懸命働いている母の姿を見ていると、そんなわがままを言ってはいけないなと自分を押し殺しながら生きてまいりました。そして、気が付けば自分の考えを表に出すことができない、対人関係をうまく築くことができないというような生きづらさを感じるようになりまして、克服するのに相当の時間を要しました。
そして、五年ほど前に母ががんになりまして、当時はコロナ禍ということで、入院をしてしまうと家族に会えないということもありまして、一年にも満たない短い期間ではありましたが、母を自宅で看病し、その後自宅でみとるという経験をいたしました。幼い頃にあれだけ望んでいた母との時間を立場が逆転した状態で過ごしていることに、当時、少し皮肉に感じながらも不思議な感覚でおりました。
子供にとって親と過ごす時間は本当にかけがえのないものであり、親との関係が良くも悪くも子供のその後の人生を形作ると考えております。今、子供たちの自己肯定感が著しく低下をしており、いじめが増え、そして子供たちの自殺は毎年過去最高を更新して、昨年は五百三十八人。そしてまた、犯罪に手を染めたり、オーバードーズに陥る、そういった子供が増えているのを見ておりますと、彼らには何か安心できる場所が、居場所がないのではないかと。そして、その大きな原因が、幼い頃の愛着形成ができなかったことにあるのではないかというふうに考えております。
日本社会の未来そのものであるはずの今の子供たちが本当に幸せなのか、これから生まれてくる子供たちは幸せになれるのか、そして親や社会の在り方、これでいいのか、そんな問題意識が、母との関係を通して私の中に湧き上がってまいりました。このように、私と母の関係は、ケアに始まりケアに終わったと言えるかと思います。
そこで、今回の質疑では、ケア領域、保育や介護の分野を扱いたいと思います。
まず、こどもまんなかというスローガンについて考えたいと思います。
こどもまんなかとは、子供たちのために何が最もいいことかを常に考え、子供たちが健やかで幸せに成長できる社会を実現することを指していると理解をしております。
配付資料の図一を御覧ください。
こども家庭庁の令和八年度予算案の概要、事業別の資料集を計量テキスト分析に掛けて、子供、家庭、子育てを中心とする共起ネットワークという図を出力いたしました。この共起ネットワークとは、データ中でよく一緒に使用される概念を線で結んだものでございます。この円をノードといいまして、大きさで重要度を表しておりまして、線はエッジと呼びまして、関係の強さを距離で表しております。
一番左の図、見ていただきますと、子供を中心に置きますと子育てや支援というワードを通じてほかのノードと関係をしておりまして、この子育てや支援という政策手段に強く依存をしているということが分かります。また、子供の周りにあるのは、事業、目的、交付など、大人の都合に関係する言葉ばかりになっております。
一方で、家庭を中心に置きますと複数の大きなノードと密接に結び付いていることから、実際の政策の対象となっているのは、子供ではなく家庭にあるように見えます。
ここで、内閣府副大臣に本日お越しいただいております。副大臣にお伺いいたします。
図の共起ネットワークに示されたように、こども家庭庁の実際の関心は、子供ではなく家庭、すなわち親にあるようにも見えます。そうであれば、こどもまんなかとは言えないのではないでしょうか。もちろん、家庭支援が子供の利益につながることもあるとは思いますが、これをどのように捉えておられますでしょうか。
89田田村まみ(国民)
高市総理は私の答弁の最後に、賃金は、賃金を決めるのは事業者だと答弁されています。事業者なのかもしれませんけど、労使で決めるものだというふうに私は思っています。
弊害という意味でというよりも、私、課題だというふうに指摘したいんですけれども、今回の骨太で掲げられた方針も、政府だけで目標を決めたこと、ここが私は一番課題だったというふうに思うんですよね。政労使会議もやってるわけです。そして、夏までに成長戦略会議で取りまとめしていくというふうにおっしゃっているんですけれども、またこれ政府だけで議論するんですか。そうすると、また同じように、事業者は、いや、そんな高…
この発言のページ
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、最低賃金法上、地域別最低賃金は、全ての労働者の賃金の最低限を保障するセーフティーネットとして全ての地域において決定をしなければならないとされております。また、特定最低賃金は、労使が主体的に地域別最低賃金の上乗せをしようとする際の選択肢として労使のイニシアティブを尊重して定められるものであります。こうした地域別最低賃金や特定最低賃金の意義、役割、この重要性は依然として変わらないと考えております。
一方で、例えば地域別最低賃金につきましては、昨年度の審議結果を踏まえて、目安制度の在り方に関する全員協議会におきまして、公労使の委員の皆様に発効日の在り方…
この発言のページ
91田田村まみ(国民)
不断の見直し、是非行っていただきたいと思いますが、今ほど、最賃は労使のイニシアチブというところは相当強調されるんですけれども、賃上げ全体の環境整備というふうになった瞬間に労使というところが抜け落ちるんだというふうに私は指摘しておきたいと思います。
是非、この賃上げの環境整備というのは、もちろん企業が賃上げできる環境をつくっていくとか、官公需であれば、政府も挙げてつくっていくというのは大事なんですけれども、やはり労使での話合いというところ。ただ、労働組合が全ての労働者が加入できているような状況でもない中で、そして、今のこの物価上昇と経済の情勢が不安定な中…
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- (上の発言)
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宮出千慧(参政)
参政党の宮出千慧です。
昨年の臨時会では国土交通委員会に所属をしておりましたが、この特別会から厚生労働委員会の所属となりました。今日が厚生労働委員会での初めての質疑となります。委員の皆様におかれましては、御指導のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。
少し私自身のことをお話をさせていただきます。
私が政治を志したきっかけには、間違いなく母との関係がありました。私の母は働く女性でありまして、私は幼い頃から保育園に預けられて育ちました。帰りがいつも最後だったんですけれども、母ともっと一緒にいたいなという寂しさを感じながらも、でも、一方で、毎日一生懸命働いている母の姿を見ていると、そんなわがままを言ってはいけないなと自分を押し殺しながら生きてまいりました。そして、気が付けば自分の考えを表に出すことができない、対人関係をうまく築くことができないというような生きづらさを感じるようになりまして、克服するのに相当の時間を要しました。
そして、五年ほど前に母ががんになりまして、当時はコロナ禍ということで、入院をしてしまうと家族に会えないということもありまして、一年にも満たない短い期間ではありましたが、母を自宅で看病し、その後自宅でみとるという経験をいたしました。幼い頃にあれだけ望んでいた母との時間を立場が逆転した状態で過ごしていることに、当時、少し皮肉に感じながらも不思議な感覚でおりました。
子供にとって親と過ごす時間は本当にかけがえのないものであり、親との関係が良くも悪くも子供のその後の人生を形作ると考えております。今、子供たちの自己肯定感が著しく低下をしており、いじめが増え、そして子供たちの自殺は毎年過去最高を更新して、昨年は五百三十八人。そしてまた、犯罪に手を染めたり、オーバードーズに陥る、そういった子供が増えているのを見ておりますと、彼らには何か安心できる場所が、居場所がないのではないかと。そして、その大きな原因が、幼い頃の愛着形成ができなかったことにあるのではないかというふうに考えております。
日本社会の未来そのものであるはずの今の子供たちが本当に幸せなのか、これから生まれてくる子供たちは幸せになれるのか、そして親や社会の在り方、これでいいのか、そんな問題意識が、母との関係を通して私の中に湧き上がってまいりました。このように、私と母の関係は、ケアに始まりケアに終わったと言えるかと思います。
そこで、今回の質疑では、ケア領域、保育や介護の分野を扱いたいと思います。
まず、こどもまんなかというスローガンについて考えたいと思います。
こどもまんなかとは、子供たちのために何が最もいいことかを常に考え、子供たちが健やかで幸せに成長できる社会を実現することを指していると理解をしております。
配付資料の図一を御覧ください。
こども家庭庁の令和八年度予算案の概要、事業別の資料集を計量テキスト分析に掛けて、子供、家庭、子育てを中心とする共起ネットワークという図を出力いたしました。この共起ネットワークとは、データ中でよく一緒に使用される概念を線で結んだものでございます。この円をノードといいまして、大きさで重要度を表しておりまして、線はエッジと呼びまして、関係の強さを距離で表しております。
一番左の図、見ていただきますと、子供を中心に置きますと子育てや支援というワードを通じてほかのノードと関係をしておりまして、この子育てや支援という政策手段に強く依存をしているということが分かります。また、子供の周りにあるのは、事業、目的、交付など、大人の都合に関係する言葉ばかりになっております。
一方で、家庭を中心に置きますと複数の大きなノードと密接に結び付いていることから、実際の政策の対象となっているのは、子供ではなく家庭にあるように見えます。
ここで、内閣府副大臣に本日お越しいただいております。副大臣にお伺いいたします。
図の共起ネットワークに示されたように、こども家庭庁の実際の関心は、子供ではなく家庭、すなわち親にあるようにも見えます。そうであれば、こどもまんなかとは言えないのではないでしょうか。もちろん、家庭支援が子供の利益につながることもあるとは思いますが、これをどのように捉えておられますでしょうか。
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津島淳(自民)内閣府副大臣
宮出千慧委員の御質問にお答え申し上げます。
こども基本法第九条一項の規定によりまして令和五年十二月二十二日に閣議決定されましたこども大綱に、こういう記述がございます。基本方針として定められたものでございます。こどもまんなか社会の実現に向け、子供、若者の最善の利益を図ることを掲げているところでございます。こども家庭庁として、この基本方針に沿って各種施策を推進しております。
一方で、子供の最善の利益に資する施策を届けるために様々な手法を取る中で、一次的な対象を世帯や保護者としているものもございますが、こうした施策も最終的には子供の利益となるものでございま…
この発言のページ
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宮出千慧(参政)
あくまでもこどもまんなかという気持ちで取り組んでいただいているということで、ありがとうございます。
最近は、児童福祉という言葉が使われる場面が減りまして、子供家庭福祉という言葉に、表現に置き換えられる傾向がありますが、これは制度設計が家庭や家族を単位とした支援に変化をしているためであるという指摘がございます。
子供が自ら権利を行使するということは難しい、つまり意思決定は親が代行するという場合が多いので、親を支援の対象とせざるを得ないという背景があるのは理解をしております。しかし、親や家庭を強調し過ぎると、子供が中心ではなくなってしまって、親の都合が優…
この発言のページ
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、この民間調査について、政府としてのコメントは差し控えたいと思いますが、処遇改善が重要だというのはもう論をまたないというふうに考えております。
これまで累次の取組を進めてまいりました。その結果として介護職員の皆さんの賃金は改善をしてきておりますが、他産業とはまだまだ差がある状況でありますので、人材不足、厳しい状況にあると認識をしております。引き続き介護分野における処遇改善にしっかり取り組んでいきたいと考えています。
令和八年度介護報酬改定におきましても、こうした考えの下で取組をさせていただきまして、介護、過去最大の水準となる、最大、定期昇給込みで…
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