お答えいたします。
まず、保険料の件は委員おっしゃるとおりでございまして、今回の見直しによる保険料への影響は、総額で保険料財源に対しては、最終形でございますけど、約千六百億円ということでございまして、保険者によって影響は異なりますけれども、機械的に算出すると、平均で加入者一人当たり年額千四百円となっております。一般的に、数千億円規模の改革でございましても、加入者一億二千万人で割りますと、どうしても保険料の軽減効果はそのような水準になってくるという点は御理解賜れればと思います。
その上で、やはりその高額療養費が大事だよねということについては、これは異論をまたないんだというふうに思っています。ただ、その上で、医療保険制度を次世代に引き継いでいくとともに、その現役世代を中心に保険料負担をできる限り抑制するためには、医療保険制度全体の改革は避けて通れないというふうに考えています。
こうした観点から、社会保障審議会においても多岐にわたる論点をいただきまして、今回の高額療養費の話だけでなくて、OTC類似薬の見直しでありますとか、あるいはリフィルの処方を進めるとか、残薬対策でありますとか、様々なものを取り組む中でこうしたものについてもお願いをしたいということでございます。
ただ、先ほど申し上げましたその年間上限について申し上げると、例えば三百七十万円から七百七十万円ぐらいの働く世代の一定のボリュームゾーンがあろうかと思います。この層について、今回、月額の限度額については階段状に、去年の案よりも半分ぐらいの高さにした階段状にするわけですけれども、しかし、その多数回該当、それから年間上限については、この階層について一くくりにした上で、四万四千四百円、あるいは年間上限で申し上げますと五十三万円というキャップをはめたところでございますので、こうしたところについて、一定の所得変動はあろうかと思いますけれども、それについてある程度幅で対応できるようにしているということについては御理解いただきたいと思います。
こうした点も含めて、よくよく関係者の皆様方に御説明していくことが必要だというふうに改めて感じたところでございます。
182
川村雄大(公明)
それでは、家計調査に基づいた上で、今回の引上げ額については患者の家計を破壊することはないという、そういう認識でよろしいでしょうか。
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183間間隆一郎厚生労働省保険局長
そのように、家計調査に基づいた資料を出させていただいて、午前中の御質疑でもありましたけれども、要するに生活費、税、社会保険料と生活費以外のものがどれぐらいあるかという、との比較もお出しをして、その上で年間上限を入れているところでございます。
ただ、その上で、やはり二百万円以下の所得階層の方については非常に厳しいという御意見がございました、そのデータを見た上でですね。そういうことから、今回、年間上限のほかに、二百万以下の方については多数回該当、それから年間上限を設けるだけじゃなくて多数回該当についても引き下げるといったような取組をしたところでございます。
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184
川村雄大(公明)
分かりました。
じゃ、次、四番に行きたいと思います。
当然、言うまでもなく、現下、物価高、エネルギー価格高騰の下で、多くの方、困っておられます。その中での追加の負担というのは極めて重くのしかかる、このことも十分に配慮すべきでございます。
私、もう本当に医師として多くのがん患者さんに私が、がんだと宣告をして、そこから手術、薬物治療、それから緩和治療等を当たってきた、その実感からいたしますと、多くの患者さん、がんと宣告をされますと大変大きな精神的ストレスを感じます。その次にやはり心配するのがお金のことでございました。これ、私の実感でもございます。
そ…
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- (上の発言)
185間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
まず、保険料の件は委員おっしゃるとおりでございまして、今回の見直しによる保険料への影響は、総額で保険料財源に対しては、最終形でございますけど、約千六百億円ということでございまして、保険者によって影響は異なりますけれども、機械的に算出すると、平均で加入者一人当たり年額千四百円となっております。一般的に、数千億円規模の改革でございましても、加入者一億二千万人で割りますと、どうしても保険料の軽減効果はそのような水準になってくるという点は御理解賜れればと思います。
その上で、やはりその高額療養費が大事だよねということについては、これは異論をまたないんだというふうに思っています。ただ、その上で、医療保険制度を次世代に引き継いでいくとともに、その現役世代を中心に保険料負担をできる限り抑制するためには、医療保険制度全体の改革は避けて通れないというふうに考えています。
こうした観点から、社会保障審議会においても多岐にわたる論点をいただきまして、今回の高額療養費の話だけでなくて、OTC類似薬の見直しでありますとか、あるいはリフィルの処方を進めるとか、残薬対策でありますとか、様々なものを取り組む中でこうしたものについてもお願いをしたいということでございます。
ただ、先ほど申し上げましたその年間上限について申し上げると、例えば三百七十万円から七百七十万円ぐらいの働く世代の一定のボリュームゾーンがあろうかと思います。この層について、今回、月額の限度額については階段状に、去年の案よりも半分ぐらいの高さにした階段状にするわけですけれども、しかし、その多数回該当、それから年間上限については、この階層について一くくりにした上で、四万四千四百円、あるいは年間上限で申し上げますと五十三万円というキャップをはめたところでございますので、こうしたところについて、一定の所得変動はあろうかと思いますけれども、それについてある程度幅で対応できるようにしているということについては御理解いただきたいと思います。
こうした点も含めて、よくよく関係者の皆様方に御説明していくことが必要だというふうに改めて感じたところでございます。
186
川村雄大(公明)
ありがとうございます。
じゃ、ちょっと三番に行きたいと思います。
患者側から見たときに、加入している保険によって、実際に疾患にかかって闘病するときに実際に負担する金額に実は差があるんではないかということを指摘しておきたいと思います。
つまり、組合保険、共済組合の保険ですとかあるいは組合健保の保険と、国保あるいは協会けんぽ等々の保険とで、実際に同じ所得水準で同じ疾患であったとしても、実際に患者が負担する金額に実は差があるのではないかということを指摘がありますけれども、それについてお伺いしたいと思います。
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187間間隆一郎厚生労働省保険局長
委員御指摘のとおり、各医療保険でその、何というんでしょうか、今回の見直しの影響というのは、どういう方が加入されているか、年齢構成等も違いますので、その影響は様々だというのは事実でございます。
具体的にちょっと申し上げますと、あっ、これ一般論で申し上げますと、相対的に年配の方よりも若い世代の方がフルファイトされるということもあって、そういうような、例えば年間二百万円以上のレセプトの割合というのを、例えば協会けんぽとか、あるいは組合健保とか、あるいは後期高齢者医療なんかで比較してみますと、若い方が加入されているところの方が実はそういう高額レセプトの割合が多…
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188
川村雄大(公明)
時間もなくなってきました。
そういうことを言いたかったんではなくて、患者側からしますと、加入する保険によって福利厚生が違ったりする実態ございますので、実際には協会けんぽだったり国保の方がより多く負担するようなことになるんではないかということを指摘させていただきたいという、そういう趣旨でございました。
三十五分で私の持ち時間は終わってしまいますので、残余の質問ちょっとありましたけれども、とにかく、受益と負担のアンバランス、それから、高額療養費制度というのは本当にセーフティーネットであるという、そういう私も信念がございますので、そのことを触れさせていただ…
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