田村まみ (国民民主党)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 147 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 286 発言)

国民民主党・新緑風会の田村まみです。

上野大臣、今日は二十分、よろしくお願いいたします。

上野大臣は所信表明において、昨年成立した改正薬機法を着実に進め、医療用医薬品等の安定供給体制の強化に取り組んでまいりますというふうにお述べになりました。

私も、参議院になってちょうど今六年、七年目を迎えているんですけれども、その半分以上を医薬品の安定供給について取り組んでまいりました。もちろん、今、十七分野の戦略的な成長を目指していくというところの中での創薬であったり革新的な医療用の医薬品、これについての議論も大事なんですけれども、人数でいけばというか、やっぱり日々の国民生活という意味でいけば、この安定供給、私大事だというふうに思っております。その医薬品の安定供給に悪影響を及ぼしている赤字で生産を続けなければいけない問題、ここに対して今日議論をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。

三月二日の衆議院予算委員会において、我が党の長友慎治議員から、指定難病のパーキンソン病治療薬、これについて、毎年、薬価の引下げによって製造販売メーカーが採算性を維持できなくなって、赤字生産、もう供給も限界だということで、そういう話を患者団体の方たちが知り、私たちの下にお越しいただいて、この治療や医薬品のアクセス、大変問題が生じるということで、自分たちの命や生活に大きく関わることだということでやってこられました。その問題を長友慎治議員、取り上げました。

質疑後に、厚労省としては、この状況把握など、対応を迅速に進めていただいたというふうに受け止めております。それについては感謝申し上げたいと思います。

一方で、現行の薬価制度については、医療上の必要性が高いにもかかわらず、薬価が低過ぎて製造販売の継続が困難な医薬品に対して、薬価を引き下げた後に不採算品再算定といって下支えする、そんな仕組みがあります。この例に出していたパーキンソン病の治療薬を作っているメーカーは、もうけがないんだけれども、患者へ供給、これをしていかなきゃいけないという思いで、不採算品再算定の要件を目途に生産等の営業の活動、改善を続けていて、毎年申請をしていたんですよね。ですけども、令和八年度の薬価改定においても、結果、その対象品目ということにはなり得ませんでした。

そこで、まず参考人にお尋ねしたいというふうに思います。

不採算品再算定の対象品目の要件が、毎年毎年要件が変わっていく、前年の適用要件が今回改善してクリアできた、だから申請しようというふうにするんですけれども、翌年は違う要件になっているので申請ができない。この現場の努力が反映されない制度上の課題について、厚生労働省としてどのように認識をされて、このパーキンソン病の治療薬の事案、詳しくやり取りさせていただいたので、これを踏まえた上で、今後の不採算品再算定の要件の在り方、どのような方向で見直しを行っていくのか、教えてください。

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