相川哲也内閣府大臣官房総合政策推進室室長

2026年5月25日・第221回国会 参議院 決算委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 149 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 249 発言)

お答えいたします。

まず、平成三十一年に内閣総理大臣が決定した行政文書の電子的管理についての基本的な方針におきましては、行政文書の体系的、効率的な管理を進め、行政文書の所在把握、履歴管理や探索を容易にするとともに、文書管理業務の効率性を向上させるため、今後作成、取得する行政文書については電子媒体を正本、原本として体系的に管理することを基本とするとしているところ、既に紙媒体で管理している文書を電子媒体に変換することまでは求めていないところでございます。

行政文書に関するガイドラインにおきましては、紙媒体で取得した行政文書についても、適切にスキャナーで読み取ることにより電子媒体に変換をして当該電子媒体の文書を正本として管理することができるというふうに規定しているところではございますが、法令等の定めにより紙媒体の保存が義務付けられている場合や電子的管理によってかえって業務が非効率になる場合には紙媒体での保存が認められているところでございまして、省庁によって業務内容、性質が異なる中、行政全体で一律に目標設定を行うなど、既に紙媒体で管理している文書を電子媒体に変換することを求めることはなじまないと考えておるところでございます。

次に、各府省の行政文書の管理状況についての御質問ございましたが、毎年度、各府省から内閣府に報告をいただいてございまして、令和六年度末時点で各府省が保有する行政文書ファイル等のうち紙媒体のものは約千四百十万ファイルでございまして、また、各府省が令和六年度に新規に作成、取得した行政文書ファイル等における電子割合は五割強となるなど、各府省が保有する行政文書ファイル等の電子割合は毎年着実に増加しているところとなっております。

また、公文書館に移管された文書についてのお尋ねがございました。各府省から国立公文書館に移管された文書につきましては、広く一般の利用に供するために、同館において、インターネットにより所蔵資料を検索し閲覧できるデジタルアーカイブを推進し、利用者の利便性向上を図っているところでございます。

保存状態や利用の状況等を踏まえ、デジタル化する資料を選定しているところでございまして、年間実績につきましては、資料の形状や内容により年度ごとに増減ございますが、一定の数値目標を定めて計画的に実施しているところでございまして、令和六年度末時点においては約三千四百三十万こま、一こまは画像一枚でございますが、掲載しておりまして、令和八年度においても新たに八十五万こま以上のデジタル画像の作成、掲載を目標に掲げているところでございます。

以上です。

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