奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2026年7月9日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 168 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 226 発言)

お答え申し上げます。

まず、日本の生産能力、供給能力ですけれども、二〇二二年策定の蓄電池産業戦略で設定しましたのが、国内製造基盤百五十ギガワットアワーを確立するという、こういう目標を設定していまして、これに対し、足下では、蓄電池の年間製造能力は車載用、定置用を中心に百ギガワットアワーを超える見通しで進捗をしていると、こういう取組が着実に進んでいるというところです。

その上で、どのように勝っていくのか、こういった点についてでございますけれども、二〇二二年に戦略を策定した当時から蓄電池の市場環境も大きく変化しています。蓄電池需要も多様化しておりまして、今後成長が見込まれますAIデータセンターなどそういったところで、いわゆるうまく電池の性能を組み合わせて使っていく、高度な電気制御を可能とする総合的な蓄電ソリューションを提供していく必要が高まっていると。

こういった状況を踏まえまして、先ほど委員から御指摘をいただきました、六月、蓄電池産業戦略を蓄電池・電源産業戦略に改訂をいたしまして、これまで、特に先ほどもBYDとかそういった御指摘ありましたけれども、電気自動車を念頭に、エネルギー密度の高いところを非常に重視されていたものが、出力ですね、どおんと強くたくさんの量が出る、いわゆるパワー密度、そういった多角的な競争軸を念頭に置いて、蓄電池を中心とした電源システム全体で製造基盤を確立していくと、こういうことで競争力をしっかり確保していきたいというふうに思っております。

御指摘をいただきましたとおり、十年間で蓄電池関連の売上高三倍に成長させるという目標についてですけれども、高付加価値な市場をしっかりと獲得していくということを考えております。

前後のやりとり

164の発言を見る

172の発言を見る