今村卓株式会社丸紅経済研究所代表取締役社長

2026年5月21日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 121 発言)

違憲判決が出ました相互関税は、非常にトランプ政権にとってみれば使い勝手の良い政策だったんですね。かなりトランプ政権、トランプ氏がこの国に対しては高関税を掛けたいと思えば掛けられる政策でありました。これはもう違憲判決が出まして使えなくなりまして、代わりに、おっしゃいましたこの一〇%の関税もあるんですが、こちらも現在、最高裁ではなく下級審の段階で、これはやっぱり間違っているという判決が出ているところです。これはただ、恐らく百五十日間しか使えない政策でありますので、最高裁の審議まで行かないで多分失効して終わることになると思います。

残りは三百一条でございまして、現実に、これ例えば自動車の関税等を上げるような話もあるんですけれども、やはりインフレ圧力につながるですとか、その地域の、ある意味決してこのアメリカに得にならないということが一年掛けて出てきてしまっておりますので、一部の競争上確かに、しっかり掛けようという国に対して、あるいは貿易赤字が非常に膨らんでいる国に対して掛けるような動きはあるかと思いますが、かなり限定的な動きになってきますし、また、三百一条は、掛けられる方の国ないしは企業もしっかりこれ反論のチャンスが与えられているものでありますから、それほどトランプ氏がかなり思いのままに使える政策ではないというところでございますね。

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