今村卓株式会社丸紅経済研究所代表取締役社長

2026年5月21日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 121 発言)

現実には、今回、最終的な投資を決定する委員会には日本は関与できない仕組みになっています。この点で、どうしてもやっぱり不利になっている印象は否めないところはございますけれども、今回対象とするのはビジネス、事業でございまして、こうしたものをやっぱり、その案件自体の収益性がどれだけ確保できるかという、いわゆるそこの精査はその下の段階でどうしても行って、それをこの委員会といいますか、上の、例えば、会社でいえば経営会議というようなものへ上げていく形になっておりますから、その前段階の、今回でいえば協議委員会でありますが、こちらでしっかり絞り込んでいくことが大事かと思います。実際、今回、パイプラインといいますか、リストに挙がっているものを見ていましても、ちょっとこれは難しいんではないかといったもの、いっぱい実はあるのが実態かと思います。

ただ、それをしっかり融資をする、ないしはこの保証をする側から、我々はやっぱり国民に迷惑を掛けるわけにいかないということで、厳しく精査して、できないものはできません、そして、収益を上げないとアメリカも苦労しますよと。事業はやっぱり続けていくことになりますので、一回勝っても駄目なんですね。その事業がその地域に行って結局潰れてしまうと、また先ほど申しましたラストベルトつくっちゃうことになりますから、それはアメリカにとっての大きな重荷にもなってくるわけでありますから、そうではない持続する事業をしっかり日米で頑張って協力してやりましょうというところで、今はそのスキームもできておりますし、今後の運用を通じて、もう少し日本とアメリカの意見の出し方で、ベストミックスといったものを今後修正していくことも考えていいのではないかと思います。

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