梅村みずほ (参政党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 環境委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

本日もよろしくお願いいたします。参政党の梅村みずほでございます。

今日は、ほかの委員も取り上げていらっしゃいましたPFASの問題なんですけれども、私からは、国連の人種差別撤廃委員会や自由権規約委員会といったところを舞台に、先住民族としての琉球民族は日本と米軍に二重に植民地化された、私たちは米軍のPFOSのせいで安全な飲料水へのアクセスを阻害されているなどと主張する市民グループなどの働きかけによって、委員会から日本に、琉球民族を先住民だと認めろ、あるいは先住民の権利を守るべきだなどの勧告や報告書が出されている事態となっておりまして、そこに中国も加勢してきて、さながらナラティブ戦略の認知戦が展開されているということに対する危機感を皆さんと共有したいなと思っております。

参考資料御覧ください。一ページ目です。

これ、二〇二二年の出来事なんですけれども、国連の環境問題に関する特別報告者が、沖縄にある米軍基地などから漏れ出した有機フッ素化合物PFOSが検出され続けていることが懸念されているとして問題視している。これは、国連総会第三委員会、これ人権問題などのテーマで議論するところですけれども、で発表された報告書、有害物質が先住民の人権に与える影響という報告書で記載されているということなんですね。琉球民族独立総合研究学会なる団体によると、その報告書は、世界中で軍事化が先住民の土地に環境暴力を与えていると指摘しているそうなんですね。

この報告書、誰が、じゃ、まとめたんだということなんですけれども、有害物質及び廃棄物の管理とか処分とかの観点から人権へ与える影響に関してまとめている特別報告者、マルコス・オレリャーナさんという方なんです。

次のページ御覧くださいませ。

二〇二五年、これ、国連人権差別撤廃委員会から出されています。この文書自体は国連高等弁務官事務所から発出されているんですけれども、これ英語なんですけれども、裏面見ていただくと黄色に引っ張っています。リュウキュウ・オキナワ・インディジェナス・ピープルと書いてありまして、これが先住民族という言葉を英語で表したものになりますけれども、何を言っているかというと、人種差別撤廃委員会は琉球、沖縄先住民族の権利が侵害される可能性があることを懸念していますであるとか、また、委員会は琉球、沖縄先住民族の自由意思による事前の十分な情報に基づく同意を得るための実効的かつ有意義な協議が行われていないとの報告についても懸念していますなどと訴えているわけなんですね。

日本も地味に反論をしていまして、どう言っているかというと、沖縄県に居住する又は沖縄県出身の日本国民は、ほかの日本国民と同様、日本国民としての権利が完全に、かつ、等しく保障されている、沖縄県出身者が先住民又は先住民族であるとの認識が日本国内で広く存在するとは認識していないと。

そのとおりですよね。沖縄県民の皆さんは日本国民でいらっしゃって、私ども参政党もたくさん沖縄に仲間がおりますけれども、私たちは琉球民族なんですって聞いたことないですし、ちょっと調べてみたところ、総務省にも聞いてみたんです、琉球独立とか沖縄の琉球民族は先住民だというようなマニフェスト、公約を掲げて当選した議員はいるんですかと。そういうことを主張するんだったら、まず議員になって変えていこうというのはあってしかるべき動きかなと思うんですけれども、総務省はそういったところを把握する所管というのはないということで、システムだとかそういったところは、もう当然、選挙システムなので総務省管轄なんですけれども、分からなかったんですね。

チャットGPTに聞いたところ、それらを公約に掲げて当選した議員というのは県議会でも沖縄の市議会でも国会議員でもいないと言っていたんです。あくまでAIの中の話なんですけれどもね。

ということで、次のページをめくっていただきたいと思います。もう一つ、この自由権規約委員会というところでもいろいろ出されているんですね。おめくりいただいて、裏ページ見てください。

この文章、もう先住民とか植民地とかいう言葉が躍るんですけれども、アイヌ、琉球及びほかの沖縄のコミュニティーに影響を与えるあらゆる政策に関する意思決定に自由に参加する権利の尊重を確保しなどという言葉が躍っているわけです。

次の参考資料、四ページ、五ページ参りますけれども、じゃ、どういった方々がそういうことを主張しているのかなと思いましたら、そうですね、国連で先住民族の権利に関する専門家機構の会合が始まって、そこに参加されていたのが、先ほども出てきました琉球民族独立総合研究会、あるいは宜野湾ちゅら水会なる団体の皆様でございます。

次のページの資料五の裏面見ていただきますと、この会の方は、日本と米軍に二重に植民地化された結果、ほかの多くの問題を引き起こしている、PFASは複数の軍事基地から漏れ出し、長期的な人体への蓄積による深刻な健康被害が懸念されるということで、後段、PFASはいろんなところから漏れ出して、長期的な人体への蓄積による深刻な健康被害が懸念されるというのはそのとおりなんですけれども、米軍基地のみならず、そして沖縄のみならず、日本国中で今問題になっているのであって、特にその米軍の基地、沖縄の基地に限ったことではないという認識で私はおります。そして、安全な飲料水へのアクセスを直ちに提供することなどを求めたということなんですね。

次の資料六、御覧くださいませ。

琉球独立学会が訴え、基地PFAS汚染解決をということで、これ琉球新報の記事なんですけれども、国連フォーラムでお話をしてこられたというようなことを書いてあって、ここにもマルコス・オレリャーナさんの名前が載っております。

次のページです。

同じく琉球新報のこれはコラムのようなものかなと思うんですけれども、こちらにはどういうふうに書いてあるかというと、辺野古移設反対が多数を占めた県民投票の結果を受けても、安倍政権が基地負担を軽減するため辺野古に新基地を造ると沖縄を愚弄する言葉を吐き続けるなら、もはや島は更なる苦難を覚悟で独立を志向した方がいいのかもしれない、その場合、沖縄が味方に付けるべき相手は中国、ロシア、北朝鮮のうちの一国又は三国全てということなんですね。

じゃ、ここに出てきます中国、どうなっていますかというと、次の資料御覧くださいませ。

二〇二五年十月九日、人権問題を扱う国連第三委員会、先ほどの委員会です、スピーチした中国の国連副大使は、中国政府として初めて公の場で沖縄県民を先住民族と呼んだということで、中国は日本に対し、沖縄の人々やそのほかの先住民族に対する差別と偏見を終わらせるように促すということで、まず自国のことを考えていただければというようなコメントが載っているわけでございます。

次のページ、おめくりくださいませ。

これ、しゃべるだけで終わってしまってはいけないので、大臣に御質問を投げるつもりでおりますので、これ、ストーリーで聞いていただかないと御理解いただけないので。

じゃ、沖縄のデニー知事はどうされているかということで、マルコス・オレリャーナ氏を沖縄県が招聘しています、招いているんですね。で、知事や関係者との面談。関係者、御覧くださいませ。下の日程のところに宜野湾ちゅら水会って、先ほど出てこられましたね。そういう方と一緒に面談をしている、米軍基地及びその周辺の視察を行っている、PFAS問題等について話をしているということなんですね。デニー知事というのは、この米軍基地からのPFAS問題、非常に強い姿勢で臨んでいらっしゃることで知られるんですね。

で、次のページ御覧いただきたいんですけれども、沖縄県庁地下から有機フッ素化合物PFOS流出、県は公表せず、ずさん管理に批判ということで、基地のみならず県庁から出とるやないかい、しかも公表していなかったんかいということで、県議会からも批判が出ていたということなんですよね。

何で、じゃ、すぐさま公表しなかったのかといったら、ちょっと調べると、ちょうどPFOSが流出したまさにその頃、デニー知事は、下のラインのところですね、国連人権理事会の有害物質及び廃棄物、オレリャーナさんの分野ですね、に関する会合で米軍のPFOS問題などを取り上げ、演説する予定だったということで、都合が悪かったんじゃないかなと思います。時間の都合で演説できなかったということでございます。

こういった一連の動きに対して待ったを掛けたいと頑張っていらっしゃる方が、次のページです、琉球王家の末裔の方ですね。沖縄の人々のDNAをひもとくと、先住民族ではない、日本人だと述べた上で、国連の誤った勧告や沖縄は中国のものとの主張は歴史を無視したもので、毅然と反論すべきだと語ったという。

全くそのとおりだと私は思っております。これは非常に問題だと思っております。ナラティブ戦略、認知戦ということになっていると思うんですね。

で、最後に付けている朝日新聞は、米軍基地なくても全県でPFAS検出、沖縄に驚き、土壌の基準なしということで、沖縄でもあちこちで、米軍基地から離れたところからもPFASは出ていますよということでございました。

お待たせしました、質問でございます。済みません。こうした動き、最初にこの質問です、沖縄県庁のPFOS問題についての県の対応について、大臣、どう思われますか。

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