原田大二郎 (公明党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 環境委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

公明党の原田大二郎です。ありがとうございます。

本日は、気候変動に関する科学的知見につきまして質問をさせていただきたいと思います。

まず、政府参考人に事実関係を確認をいたします。

ただいまお手元に配付させていただいております資料一と二を御覧ください。

こちらは、先日、東京大学総長特別参与の沖教授と東京大学大気海洋研究所の渡部教授より、極端気象と気候変動対策についての講演を伺いました。その際に配付され、示されました資料を今配付させていただいております。

まず、資料一の方ですけれども、気候変動の数値実験におきまして、人間の活動の影響を考慮しないと現在の急激な気温上昇は説明できないことが示されております。これは、シミュレーションのAとBと資料中に書いておりますけれども、太陽活動、火山噴火、これらは両方共に含める、温室効果ガスの増減やエアロゾル、これは皆大気汚染ですね、すすや硫酸塩やPM二・五などを含みますけれども、それを考慮する、この二つがシミュレーションAになります。

資料二を見ていただきますと、人為的な温室効果ガスやエアロゾルを考慮しないと緑の帯になっています。これ、一八五〇年をゼロといたしまして、全地球での平均気温がどれぐらい上がっているかという数値のデータになりますが、人間の活動が、これ茶色になりますけど、を含むものとそれが含まれないものは明らかに、特にこの一九八〇年代以降、右肩上がりで上がっているということが見て取れるわけでございます。近年の気候の温暖化を考えますれば、これは納得できる状況であるかと思います。

この資料は、ちなみに、気候変動に関する政府間パネル二〇二一、IPCCの報告より取ったものになります。

資料三ページ、次のページ見ていただきますと、これ、一九八〇年から九九年、約二十年間における様々な気候変動の影響、自然現象などが書いてあります。下の段は二〇〇〇年から二〇一九年の二十年間、これを見ていただきますと、気候、いわゆる温暖化等とは関係ないと思われる火山噴火とか地震、これは一・二倍ぐらいになっているということは、これは恐らく、そういった事実が知られる報道の影響もあるんだと思いますけれども、それ以上に明らかに、洪水や暴風雨というものは明らかに増えていると、こういった状況でございます。土砂崩れなども増えていると、熱波なども増えているという状況でございます。そういったデータが示されました。

これらの報告などを含めますと、特にIPCCの報告におきましては、人間の影響が、活動の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことは疑う余地がないと結論をしている。こういった科学的な根拠に基づいてこういうことが言われているわけでございます。

この科学的評価につきまして、日本政府として正式に共有し、国内の気候変動対策の前提としているという理解でよろしいでしょうか。この疑う余地がないという厳しい科学的評価を前提として、我が国としての気候変動対策にどう向き合っていくのか、基本認識をお聞かせください。

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