お答えいたします。
政府におきましては、新たに策定をしたクマ被害対策パッケージとクマ被害対策ロードマップに基づきまして、関係省庁連携して、各種の熊被害対策を実施しております。
各地方環境局の体制強化につきましては、本年四月にクマ対策専門官、それから広域鳥獣対策専門官として計十五名、新たに配置拡充いたしました。
自治体への財政支援につきましては、環境省の交付金を令和七年度補正予算と八年度予算を合わせて、前年度の約五億円から大幅に増額をしまして全体で約八十億円確保するとともに、自治体において熊対策を担う専門人材の配置等につきましても、交付金の支援対象に追加をするなど大幅に支援を強化したところでございます。
また、本年五月の関係閣僚会議におきまして、これまでに講じた熊被害対策の状況と今後速やかに取り組む事項について関係閣僚間で確認をし、政府一丸となって全力で取組を進めているところでございます。
49伊伊藤辰夫(国民)
済みません、時間もありますので、一問飛ばしたいと思います。
最後に、環境大臣に伺います。
石原大臣は、五月十四日に行われた当委員会での環境省設置法改正案の審議の際、環境課題の現場は地域にありますと答弁されました。まさにそのとおりです。きれいな海をつくるだけでなく、生物多様性を守り、地域の産業を豊かに育む海をつくることこそ、現場が最も求めている環境課題であります。
今回の答申を踏まえ、栄養塩類管理制度の導入拡大による海域の環境保全と地域産業、水産業の両立に向けた環境大臣の並々ならぬ見解と決意をお伺いします。
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
我が国の沿岸域では、水産業を始めとして、自然の恵みに基づく多くのなりわいが営まれています。これらは地域の重要な産業であると同時に、地場産品などを通じて地域の特色を形作っているというふうに考えております。一方で、近年では、気候変動による海水温の上昇や栄養塩類の不足等の様々な要因により、水産資源の減少が課題となっています。
こうした中、環境省としては、今回の答申も踏まえ、栄養塩類の供給や里海づくりを推進する、併せて水環境制度の見直しに向けた総合的な検討を行っているところであります。
引き続き、関係省庁や地域の関係者とも密に連携しながら、生物多様性が確保さ…
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51伊伊藤辰夫(国民)
次に、国民の安全な生活と命に関わる重大な問題であり、熊被害対策について質問いたします。
昨年度は、熊の出没件数が五万七百七十六件、人身被害者数が二百三十八人、死亡者数が十三人と、いずれも過去最多という極めて危機的な数字を記録いたしました。冬眠期間が明け、年度が改まった本年度も深刻な状況は続いており、七月十四日現在で既に岩手県や山形県等において六名の方が亡くなられるという痛ましい死亡事故が発生しています。本州では、四月に死者が出るのは統計開始以来初めてのことであり、引き続き厳戒態勢をしかなければならない深刻な状況にあります。
政府は、昨年十一月にクマ被…
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- (上の発言)
52堀堀上勝環境省自然環境局長
お答えいたします。
政府におきましては、新たに策定をしたクマ被害対策パッケージとクマ被害対策ロードマップに基づきまして、関係省庁連携して、各種の熊被害対策を実施しております。
各地方環境局の体制強化につきましては、本年四月にクマ対策専門官、それから広域鳥獣対策専門官として計十五名、新たに配置拡充いたしました。
自治体への財政支援につきましては、環境省の交付金を令和七年度補正予算と八年度予算を合わせて、前年度の約五億円から大幅に増額をしまして全体で約八十億円確保するとともに、自治体において熊対策を担う専門人材の配置等につきましても、交付金の支援対象に追加をするなど大幅に支援を強化したところでございます。
また、本年五月の関係閣僚会議におきまして、これまでに講じた熊被害対策の状況と今後速やかに取り組む事項について関係閣僚間で確認をし、政府一丸となって全力で取組を進めているところでございます。
53伊伊藤辰夫(国民)
昨年九月から開始された緊急銃猟についてお伺いします。
これまでに市街地や農地を中心に全国で約八十件の発砲等の事例が報告されていますが、その実施状況の評価をお聞かせください。あわせて、実際に緊急銃猟を行った自治体の現場の猟友会などから、運用に当たっての課題や改善の必要性についてどのような意見が上がっており、国としてこれらの現場の声を踏まえてどう対応されているのか、お伺いをします。
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54堀堀上勝環境省自然環境局長
昨年九月の緊急銃猟制度の開始以降、本年七月十五日時点で、全国十四道県で計八十二件の緊急銃猟が実施されております。緊急銃猟は、熊が人の日常生活圏に出没した際の有効な対応手段の一つとして機能していると考えております。
実際に緊急銃猟が実施された現場からは、対応マニュアルの事前の整備、訓練の実施、安全確保に多くの人員配置が必要であることなどの日頃の体制整備の重要性や実施上の留意点等の情報が寄せられているところでございます。また、これまで緊急銃猟を実施したことがない自治体におきましては、現場で必要なノウハウが十分に蓄積されていないことが課題となっています。
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55伊伊藤辰夫(国民)
済みません、大分時間が近づいてまいりましたのでちょっと飛ばしまして、最後、南極についてお伺いしたいと思います。
本年五月十一日から二十一日にかけて、我が国としては三十二年ぶりの国内開催となり、広島市で開催、開幕した第四十八回南極条約協議国会議についてお伺いします。
今回の会議には、四十四か国から四百名以上が参加し、環境省からは辻環境副大臣が開会式に出席されました。緊迫化する国際情勢や世界的な分析の中におかれても、南極大陸を平和と科学のために維持するという南極条約の崇高な理念を広島から世界へ発信できたことは大変意義深いことと考えます。
そこで、環境省…
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