2026年6月11日・第221回国会 参議院 環境委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 163 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

無所属の望月です。よろしくお願いいたします。

両改正案に対しまして、私も質疑を行います。

まずは、廃棄物処理法等改正案というところで、特に主に災害廃棄物処理の観点から幾つか御質問させていただきます。

大規模災害時におきまして、人命救助や避難所の運営等が最優先である一方で、災害廃棄物処理は、その遅れが復旧の妨げや被災者の生活環境の保全に支障を来すため、迅速な対応が求められる大変重要な行政ミッションだと言えます。

私の地元であります和歌山県におきましても、平成二十三年の紀伊半島大水害や台風被害における災害廃棄物処理の経験を生かし、災害廃棄物処理計画の策定や職員の教育訓練、そして住民への啓発等を重ねてきたところですが、内閣府の南海トラフ巨大地震の被害想定によると、和歌山県は甚大な被害の発生が想定される県の一つでございます。

先日の台風六号では、和歌山県古座川にレベル五の氾濫特別警報が、そして串本町と古座川町には避難情報レベルが最も高い警戒レベル五の緊急安全確保が発表されるなど、事前の備えに対する関心が高まっており、重要な事柄でございます。

そこで、市町村の事務負担軽減、そして公費解体事務の円滑化という観点からお聞きいたしたいと思います。

全国的に、災害廃棄物処理に係る市町村のマンパワーやノウハウ不足が課題とされていますというのは、本日も何度も出てきたキーワードでございます。

本法案では、市町村の災害廃棄物への事前の備えの充実や専門支援機関による支援の強化が措置されることになりますが、他方で、円滑で迅速な処理の実現という点に鑑みれば、災害廃棄物処理に要する事務や手続の合理化などにより、市町村の事務負担を減らすことも併せて有効なことだと考えます。

令和六年の能登半島地震では、当初、公費解体の遅れが問題視されましたが、市町村の人員不足やノウハウ不足に加え、事務手続の煩雑さもあり、迅速な対応が難しかったとの検証がなされています。

能登半島地震からの教訓を受け、環境省の有識者会議におきまして公費解体に係る事務の合理化などに関する検討が進められたとお聞きしていますが、その検討の結果や施策への反映状況について伺いたいと思います。

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