奥田ふみよ (れいわ新選組)

2026年5月28日・第221回国会 参議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 118 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 176 発言)

ありがとうございます。是非、この差額補助制度、検討いただけるようにお願いいたします。

次に、処理する場所についてです。

政府が出したこの参考資料を見ますと、二〇二五年十一月時点で全国の専用リサイクル施設が八十七件と、処理能力は年間十三万トンとあります。ところが、この廃棄量のピークが二〇三〇年代後半に、先ほども言いましたように年間五十万トンを超えると予測されています。今よりも三・八倍の処理能力が必要ということになってきます。

さらに、今、大阪府、滋賀県、富山県、山梨県、岐阜県、山口県、鳥取県、和歌山県、この八つの府県には専用のリサイクル施設ゼロです。大阪もゼロなんです。施設がなけりゃどこに持っていくのかと。遠くまで運ぶのか、運搬コストは一体どこから出るのか、過疎地とか山の中に置いてあるパネルは一体誰が費用を出して、一体誰が回収をするのかというような様々なもう問題が出てきます。

法案は、今、この認定事業者が広域的にリサイクル事業を展開できるという特例をつくっているんですけれども、でも、施設がなければ意味がありません。そして、補助率も上限額も対象地域もこの法案のどこにも書かれていません。財政上の措置を設けるという、それだけなんです。これで本当に施設増えるんでしょうか。廃棄ピークが来たときに処理をする場所がなくて、パネルが野山に放置される、不法投棄されるというような、そういう状況になってからでは本当に遅いんです。だから、今のうちからしっかり手を打たなければいけない事案だと思っています。

施設がない地域へ重点的な支援を行う、この設備補助の補助率と総額をはっきり示す、そして過疎地からの回収コストをしっかり補填する、これらを法律に明記することが最も重要だと考えますが、なぜそれを法案に入れなかったのか、大臣にお尋ねします。

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