その苗木の事業は大変期待をしているところでございます。
私の地元広島県も多くの山林がありまして、やはりその多くが戦後に植えられた杉やヒノキの人工林です。面積がおよそ二十万ヘクタールございます。この広大な森林面積の維持管理が花粉飛散量の抑制において極めて重要です。
今お示しいただいたロードマップの実現を望むばかりなんですけれども、なかなかまだ道のりは長いなと思うところでございまして、もう少しでも早まるような更なる取組を期待しております。
花粉症対策は、単なる健康相談でも林業の振興でもありません。気候変動で飛散量が増加している今、これは立派な環境問題になっております。国民にマスクと薬を強いる政治はもう終わりにしなければならないと思っております。
是非とも、環境省が司令塔となって、山を再生して、国民が春に深呼吸できる日本を取り戻す、大臣、いかがでしょうか。
41齋齋藤健一林野庁森林整備部長
お答え申し上げます。
戦後、荒廃した国土の緑化や高度経済成長期の旺盛な木材需要への対応として、一九五〇年代以降積極的に造林を推進したため、我が国の人工林面積は、一九五一年の約五百万ヘクタールから現状の約一千万ヘクタールに達しております。
一方で、造林は成長が早く、建築用材として有効と考えられた杉等の針葉樹が中心となっていたため、近年花粉症に苦しめられている方が多くなってきているということも事実でございます。
花粉の発生源となる杉の人工林を減少させるためにも、切って、使って、花粉の少ない苗木に植え替え、育てる森林資源の循環利用を推進することが重要と考…
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42
三上えり(立憲)
では、政府の具体的なロードマップを聞かせてください。
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43齋齋藤健一林野庁森林整備部長
令和五年五月に取りまとめられた花粉症対策の全体像において、令和十五年度までに花粉の発生源となる杉の人工林を約二割減少させ、また将来的には半減させる目標を掲げ、同年十月に策定した花粉症対策初期集中対応パッケージに基づき、杉人工林の伐採、植え替え等の総合的な対策を推進しているところです。
具体的には、都道府県により、県庁所在地等の約百万ヘクタールを杉人工林伐採重点区域に設定し、杉材の木造住宅への利用促進、耐火構造の技術開発等により杉材需要の拡大を図りつつ、区域内における伐採、植え替えを推進しているところです。
加えまして、花粉の少ない苗木の生産にも力を入…
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- (上の発言)
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三上えり(立憲)
その苗木の事業は大変期待をしているところでございます。
私の地元広島県も多くの山林がありまして、やはりその多くが戦後に植えられた杉やヒノキの人工林です。面積がおよそ二十万ヘクタールございます。この広大な森林面積の維持管理が花粉飛散量の抑制において極めて重要です。
今お示しいただいたロードマップの実現を望むばかりなんですけれども、なかなかまだ道のりは長いなと思うところでございまして、もう少しでも早まるような更なる取組を期待しております。
花粉症対策は、単なる健康相談でも林業の振興でもありません。気候変動で飛散量が増加している今、これは立派な環境問題になっております。国民にマスクと薬を強いる政治はもう終わりにしなければならないと思っております。
是非とも、環境省が司令塔となって、山を再生して、国民が春に深呼吸できる日本を取り戻す、大臣、いかがでしょうか。
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
政府では、関係閣僚会議において、花粉症対策としての集中的に実施すべき対応を花粉症対策初期集中対応パッケージとして取りまとめているところであります。
現在、これに基づいて関係省庁において取組が進められているところでありますが、環境省としても、関係省庁と緊密な連携の下、政府一丸となって花粉症対策を推進してまいりたいと思います。そして、関係閣僚会議の、私、副議長も農林大臣と務めておりますので、しっかりと社会問題として取り組んでまいります。
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三上えり(立憲)
期待しております。来年はマスクを着けない春を迎えたいと思います。
続いては、こちらも今がシーズンなんですけれども、桜についてお尋ねをいたします。
今年の桜は、東京では土日が満開のタイミングと重なりまして、お花見客たくさんにぎわって、楽しい雰囲気を見受けられました。桜は大変に繊細で、その年によって花の数や色が異なります。これ、前の年の夏の気候が影響して、非常に気候変動の影響を受けやすい樹木だと言われております。
東京都の都の花であるソメイヨシノ、江戸末期から明治初期にかけて、これ染井村といいまして、今の豊島区の駒込に生まれた山桜の品種を植木職人が改良…
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47齋齋藤健一林野庁森林整備部長
お答え申し上げます。
森林総合研究所の研究者の文献等によれば、ソメイヨシノに限らず樹木の寿命についてははっきりした定義がなく、生育環境などによっても異なるため、断定することは困難です。また、ソメイヨシノについては、一般的に十年から二十年程度で樹高成長が止まり、十年から三十年ほどの安定期を経て樹勢が次第に弱まり、その後は幹の腐朽などの外的要因によって枯死する個体が徐々に増加すると報告されております。
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